Ads by Google
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「咲坂と桃内のごきげんいかが1・2・3」 (ユー・アンド・ミー・オルガズムス・オーケストラ 1981年)
☆ 何を以て「ラップ音楽」とするかという問題の答えのひとつが,この作品である。それ以前にも笠置シズ子の「買物ブギ」や初期のよしだたくろうなどの弾き語りなど,メロディよりもリズムを重視し,言葉を乗せるという意味の「音楽作品」は数多く存在した。しかしYMOの1980年作品『BGM』中の細野晴臣作品「ラップ現象」と並びこの曲を以て日本のラップ的な音楽の嚆矢とするのが正しいように思う。
☆ 番組としての母体は「スネークマン・ショー(ウィキペディア参照)」であり,咲坂まもるは小林克也,畠山桃内は伊武雅刀で,アナウンサーの発声練習の教則や自分達のキャリア(伊武の「デスラー」や小林のDJ業など)をパロディしながら,基本的には5・7ないし7・5調で進んでいくのが「日本のラップ」としてのオリジナリティであることは言うまでもない。
☆ この作品が「ラップ」として成り立つのは,二人が演じている「放送業界」の裾野の広さとベーシックが出来上がっているということがあるからだ。視聴者の奴隷になってアナウンサーからレポーター,タレント評論家まで多種多様な無芸なる「電波芸者」を輩出するだけの今の放送業界やひらめうたを増産する今の音楽業界には,ここまでのもの(酸いも甘いも毒も実も)を創り出すパワーはないだろう。
テーマ:Musical_Adrift - ジャンル:音楽


![5×10 All the BEST! CLIPS 1999-2009 [DVD]](http://images.amazon.com/images/P/B002PJZTT6.09.MZZZZZZZ.jpg)

![Mr.Children Tour 2009 ~終末のコンフィデンスソングス~ [DVD]](http://images.amazon.com/images/P/B002KKBIG8.09.MZZZZZZZ.jpg)

