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2020-01

「Hard Times」 (Boz Scaggs 1977年10月) 一部訂正あり


初出:2008年1月29日(You TubeとPERSONNEL,チャート追記:2019年11月4日)
ダウン・トゥー・ゼン・レフト(紙ジャケット仕様)ダウン・トゥー・ゼン・レフト(紙ジャケット仕様)
(2005/11/23)
ボズ・スキャッグス

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Hard Times (B. Scaggs)
From the album "Down Two Then Left"
Recorded February 1977
Released November 1977
(Single Version)



I am down in the sea of confusion
僕の心は混乱の海の中に沈んでいる
'Neath the waves of no recovery
感情の波に呑まれ,回復はおぼつかない
Swept away by a distant voice calling
遠く離れた電話の声に心を奪われ
Ain't no use in trying to rescue me
もうどうやっても自分自身を救い出すことが出来ないようだ

I am falling
僕は落っこちていく
Back into your spell
君の魔力の元に
Back into your cell of no return
引き返すことの出来ない君の魅力の中へ
No way to rescue me
僕には自分を救い出す方法がもう分からない

I still see you
今でも君を見詰めている
Reaching out
手を伸ばして
To take your hold on me
この身体を抱きしめてくれるのを待ちかねる
Through a crack in the moon
月の裂け目を抜けて
I believed you
僕は君を信じ続けた
But I know this time there ain't no use
けれどもそれは何の意味もないことだと僕は知らされたのだ

I am falling
僕は落っこちていく
(I am falling)
(落ちていく)
Back into your spell
君の魔力の元に
Back into your cell of no return
引き返すことの出来ない君の魅力の中へ
No way to rescue me
僕には自分を救い出す方法がもう分からない

Falling.. back into your spell
落ちていく...君の魔力の元に
Back into your cell of no return
引き返すことの出来ない君の魅力の中へ
No way to rescue me
自分を救い出す方法はもう分からない

I am falling
僕は落っこちていく
Back into your spell
君の魔力の元に
Back into your cell of no return
引き返すことの出来ない君の魅力の中へ
No way to rescue me
僕には自分を救い出す方法がもう分からない

(Falling)
(落ちていく)
Back into your spell
君の魔力の元に
Back into your cell of no return
引き返すことの出来ない君の魅力の中へ
No way to rescue me
自分を救い出す方法がもう分からない

PERSONNEL
Boz Scaggs – lead vocals, guitar solo
Ray Parker Jr. – guitar
Michael Omartian – keyboards, synthesizers
Scott Edwards – bass
Jeff Porcaro – drums
Victor Feldman – claves
Jim Gilstrap – backing vocals
John Lehman – backing vocals
Zedric Turnbough – backing vocals

Chart
Billboard Top 100(1977年)
10/15:84位(NewEntry)→10/22:74位→10/29:62位→11/5:60位→11/12:58位(最高位)→11/19:95位

2018年11月4日追記
☆ 『ミドル・マン』(1980年4月)や映画『アーバン・カウボーイ』からのシングル「Look What You've Done to Me(燃えつきて)」が出た後,そこまでの活動をまとめた『ヒッツ!』(1980年)がリリースされた。LP時代,このアルバムの選曲は日米で異なっていた。確か米国盤の「You Make It So Hard (to Say No)」と「Dinah Flo」が日本盤では「Slow Dancer」、「Hard Times」と「Hollywood」に差し替えられていたのではなかったか。これには当時「口やかましい方々」からクレームがついていた(笑)。

☆ 日本盤の差し替え理由は明白で,『シルク・ディグリーズ』(1976年2月18日)の時にうまく売り出しそこなったボズも『ダウン・トゥ・ゼン・レフト(原題:Down Two Then Left)』(1977年11月)の頃にはすっかり「ソフト&メロウの第一人者」として売り出すことに成功していたからだ。だから本邦でリスナーにリーチした曲が彼のマイナーながらも初ヒットの曲に代わり,『スロー・ダンサー』のオープニングを飾る熱唱よりもよりソフト&メロウ色の強いタイトル曲のほうが日本盤に相応しいという判断だったのだろう(何せLPレコードはAB面合わせて45~47分が限界(=特に90分のカセットテープに収録するには)だったのでCD時代のようにたくさんボーナストラックは入れられなかった)。

☆ でもまあ,『ダウン・トゥ・ゼン・レフト(こちらが現在の表記)』,アルバム自体は最高位11位,プラチナ・アルバムとかなりのヒットだったにかかわらず,シングルは意外ヒットせず,伸びたのは彼のヴォーカルだけだったので(汗),当時の基準では本国のヒット曲集には入れにくかったと思う。

☆ 既出だが『シルク・ディグリーズ』がボズ・スキャッグスというブルーズ・ロック/ブルー・アイド・ソウルを出自とする一人のミュージシャンの音楽的履歴書的な(かつアルバム制作時の立ち位置を明確にした)作品であったのに対し『ダウン・トゥ・ゼン・レフト』は,むしろ『スロー・ダンサー』の頃のソウルフルな歌唱に立ち返る意図を感じる。それは彼のヴォーカルの特徴である「少し粘っこいところのある熱さ」を際立たせているものの,「ロウダウン」のクールネスや「二人だけ」「港の灯」のムーディーさは幾分後退しており,ましてディスコ系が全盛となっていくこの時期には「やや古さ」を感じさせたのかもしれない。シングルのエアプレイの不調はそういうところにあると思うし,彼もその部分は十分に考えて次作『ミドル・マン』制作に挑んだのだろうと思う。

2019年11月6日修正内容
『Down To Then Left』と『Hits!』を聴き直して幾つか修正しました。
① 邦題は最初から『ダウン・トゥ・ゼン・レフト』
② ポーカロがシンセ・ドラムを叩いているのは別の曲なのでPersonnelを修正
③ 日本盤の『Hits!』(LP盤:CD化)で「Hard Times」の収録を確認
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テーマ:Musically_Adrift - ジャンル:音楽

コメント

ボズ・スキャッグス

「ロウダウン」や「二人だけ」(そのカバーの「みんな一人ぼっち」)をラジオなどで聴いていたとは思いますが、ボズを意識したのは「ハードタイムス」がヒットした時で、銀座ナウの洋楽コーナーでランキング入りして、何週かに渡り、日本のバンドがカバー演奏したのも印象的でした。

銀座ナウでは、よくバンドの生演奏があり、MMPがカラパナ、ハリケーンがロッド・スチュアートのカバー演奏などしていましたが、ボズをカバーしたバンド名はもう記憶の彼方です。

ベスト盤の日本独自編集とか、CD化に際しての曲目変更は、自分の買ったボズやクイーンがそれに該当して戸惑いましたが、後にiPodに取り込んだ際、曲名が誤って表示されてしまう現象まで発生しました。

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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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