2018-05

「回想(I Wish)」 (Stevie Wonder 1976年11月)



I Wish (Stevie Wonder)



Looking back on when I
時々想い返すのさ,じぶんが
Was a little nappy-headed boy
幼く能天気な少年だった頃のことをね
Then my only worry
その頃の唯一の心配は
Was for Christmas what would be my toy
クリスマスに自分宛のおもちゃがプレゼントされるかってことさ
Even though we sometimes
いまでもそうだけど,ぼくらはたまに
Would not get a thing
欲しいものが手に入らないとしても
We were happy with the
しあわせな気持ちにはなれるかもしれない
Joy the day would bring
その日が来るってことでね

Sneaking out the back door
裏口から忍び出て
To hang out with those hoodlum friends of mine
やくざな友達とたむろっているのさ
Greeted at the back door
裏口で出迎えてくれるのは
With 'Boy thought I told you not to go outside'
「あんな子達と付き合っちゃダメよ」って連中だ
Tryin' your best to bring the
せいぜい出来ることは
Water to your eyes
きみの目に涙を溜めさせるだけだっていうのに
Thinkin' it might stop her
お袋が背中を鞭でたたくことを
From whippin' your behind
何とか終わってほしいって願うあいだ


I wish those days could come back once more
でも,そんな日々ですらもう一度戻ってきてほしいと思うことすらあるのさ
Why did those days ever have to go
どうしてあの日々が遠くに過ぎ去らなくてはなかったのかと
I wish those days could come back once more
そんな日々でも,もう一度戻ってきてほしいのだ
Why did those days ever have to go
どうしてあの日々が遠くに過ぎ去らなくてはなかったのか
'Cause I love them so
だって,あんなに愛しい日々はもう無いのだから

Brother says he's tellin'
兄貴は言うのさ。やつの話は
'Bout you playin' doctor with that girl
女の子とお医者さんごっこするとかそんなこと
Just don't tell I'll give you
この話を他でするんじゃないぜとかね
Anything you want in this whole wide world
この世の中じゃお前さんが欲しいと思うものがあらゆる処にあるものさ
Mama gives you money for Sunday school
母親は日曜学校に行かせるときに小銭を持たせてくれる
You trade yours for candy after church is through
教会でのお説教が終わった後にお前さんはその金で飴玉を仕入れるのさ

Smokin' cigarettes and writing something nasty on the wall
粋がって煙草くゆらせ,至らないことを壁に書きつけるのさ
(you nasty boy)
(とんだ悪たれ坊主だよ)
Teacher sends you to the principal's office down the hall
そして先公はお前さんを校長室に呼びつけるって具合だ
You grow up and learn that kinda thing ain't right
お前は成長して学んでいく,その類のことをしちゃいけないってことを
But while you were doing it, it sure felt outta sight
それでもお前がそういうことに励んでいる時にゃ,そんなお説教は眼中にもないのさ

I wish those days could come back once more
Why did those days ever have to go
I wish those days could come back once more
Why did those days ever have to go

Stevie Wonder ~ I Wish 1976 Funky Purrfection Version (11:42)


☆ この曲の主人公は1990年代のVシネマの主役...かもしれない(ホンコン・ノワールでもよろしい)。当時モータウンはビクター(ビクター音楽産業)が日本でのディストリビューションをしていたが,スティーヴィーがこの国で本当に「売れ始めた」時期,シングルの邦題は「サンシャイン」,「迷信」,「悪夢」と続いた。そして『キー・オブ・ライフ』から先行ングルとしてリリースされ,全米No.1(1977年1月22日付)となったこの曲の邦題が「回想」である。この邦題(曲名)の付け方,ビクターのアイドルで当時売り出し中の岩崎宏美に似ていた(Debut「二重唱」⇒2nd「ロマンス」⇒3rd「センチメンタル」⇒4th「未来」)。ただし,以前「悪夢」のところに書いたように,それぞれの邦題は曲の内容に沿ったものであり,むしろ名人技に近いと思う。

☆ この曲は最初にリズムパターンがあって,その上に楽器(インストゥルメンツ)を積み重ねて出来上がっている。後年,スティーヴィーはそのプロセスを再現したことがあるらしい(出典:Wikipedia 「回想 (スティーヴィー・ワンダーの曲)」。この曲が流行った頃に同級生の男が何かぶつぶつ口ずさんでいるので,よく聞いてみると彼はこのベースラインを鼻歌のように歌っていたのだった。この男は後年「それなりの」人物になった(ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」ふうに言えば)が,全米ヒット曲と繋がるイメージはなかったな。

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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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