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2018-10

「It's the Same Old Song」 (The Four Tops 1965年7月9日)




☆ 「It's the Same Old Song」は「I Can't Help Myself (Sugar Pie Honey Bunch)」に続いてリリースされたシングルで,前作ほどの大ヒットにはならなかったが,全米最高位5位(ビルボード。キャッシュボックスは6位)、全英でも34位のヒットとなった。この曲はホランド=ドジャー=ホランドを代表するリズムパターンのひとつであることは過去何度か触れてきた。切れの良いリズムと這うようなベースが醸し出す雰囲気は後に「モータウン調(ビート)」と呼ばれることになる。いま聴いてもベースラインが格好良すぎる(笑)。

It's the Same Old Song (Holland–Dozier–Holland)


☆ ザ・クラッシュが1980年12月12日にリリースした3枚組大作『サンディニスタ!』の最初の方に「ヒッツヴィルU.K.」という曲が入っている。このヒッツヴィルとはベリー・ゴーディJr.がモータウン・レコーズの本社を最初に置いたミシガン州デトロイトの地名であり,彼らはモータウンを通じて黒人音楽そして黒人運動のパワーを感じたことを歌っている。ヒッツヴィル=モータウンが英国をヒット(打撃)したと歌うクラッシュは(この曲のリードはミック・ジョーンズだったと思う),そこから二つのルーツ(ロックンロールのルーツである黒人音楽と政治運動のルーツである公民権運動)に辿り着くのである。

☆ 一方モータウン調は強力なリズム・パターンとして70年代までポピュラー音楽に大きな影響を与えていた(この話は既出につき今回は略したい)。

「ヒット曲がきこえる」 (Covered by Original Love)


☆ きょうは田島君に敬意を表して訳詩は省略したい(笑)。



☆ 以前色々書いたように,この曲のイントロは色んな曲に使われているが,最近になって間奏が大滝さんの「バチュラー・ガール」(稲垣潤一・大滝詠一)に引用されていることに気付いた。
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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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