2018-05

「Crazy Mama」 (The Rolling Stones 1976年4月26日=B面)


RollStones-Single1976_FoolToCry.jpg



☆ 『ブラック・アンド・ブルー』(1976年4月23日)は,初めて新譜としてリアルタイムに聴いた(と言ってもラジオで聞いただけだし,それもアルバム全曲でもなかった)ストーンズのアルバムだった。数年後に廉価盤になった頃にようやく買って(米国盤の輸入盤バーゲン叩き売りの常連だったのでかえって買う気が無くなっていた)聴いてみた感想は「重い○| ̄|_」。もっともアルバムタイトルではないが,聴けば聴くほどこの「重さ」が馴染んでいくというところはあった(所詮はミー(ハー)ファンの悲しさよ^^;)。

Crazy Mama (Jagger/Richards)


Well you're crazy Mama
ホント,ママ,あんたはイカレてるぜ
With your ball and chain
わけのわからない足枷引き摺って
And your sawn off shotgun
ソードオフ・ショットガンなんか持ち出して
Blown out brains, yeah
どタマぶち抜こうって腹なのかい,おい

300px-Lupara.jpg

You can scandalize me
まったくあんたにゃ呆れ返るばかりだよ
Scorn my name
俺(おい)らも街中の笑い者だ
You can steal my money
あんたに出来るのは俺らの金をふんだくること
And that don't mean a doggone thing
そいつは恨めしいことじゃないんだってな

Cause if you really think you can push it
もし本気で思ってるのなら,マジでやってみな
I'm going to bust your knees with a bullet
こちらも超本気でお返しの弾丸(たま)をお見舞いするぜ
Your crazy mama, ah yeah
たくイカれたママだぜ,ああもう

Well your old time religion
さてお宅の古式ゆかしい信仰では
Is just a superstition
ほんの迷信かもしれないが
You going to pay high prices
お宅が大枚叩(はた)こうってブツは
For your sacrificises
お宅の生贄(いけにえ)でもするのかね

Well your blood and thunder
でお宅らの暴力沙汰は
Sure can't faze me none
ホンのチョッとだって俺らをビビらせちゃいねえよ
If your going to keep on coming
お宅らがそのままやってやろうって腹なら
I'm gonna take it all head on
やれるもんならやってみんさいってこったよ

If you don't believe I'm going to do it
俺が本気にならないことをあてにしてるんだったら
Just wait till you get hit by that bullet
一発食らうまでそこでじっとしてるんだね

Don't think I ain't thought about it
俺がそんなことしないなんて思わない方がいいぜ
But it sure makes my shackles rise
だってこっちはもう足枷なんぞ解いているんだから
And cold blood murder
殺ってやるって凍った血が
Make me want to draw the line
早く一線を越えろって俺らに言ってるんだから

Well your crazy mama
さあてイカれたママさんよ
With your ball and chain
とんだ足枷を引き摺ってきた
Plain psychotic
全くイカれちまった
Plain insane
ホンモノのキ印さんよ
If you don't think I'm gonna do it
もしも俺が何も手を出さないとでも思っているんなら
Just wait for the thud of the bullet
最初の一発を食らうまでそこでじっとしてることだね

☆ 『ブラック・アンド・ブルー』は最初の2曲(「Hot Stuff」と「Hand of Fate」)がレッド・ゼップのⅣみたいに対になっていて,レゲェのカヴァー(エリック・ドナルドソンの「Cherry Oh Baby」。後年「俺達の方がもっと上手だ」とUB40に再カヴァーされてしまった=爆=)とかやたら長い曲(「Memory Motel」ストーンズ最長曲7:07)など結構いろんなアイディアが詰め込まれている。で,最後の2曲がアルバムとほぼ同時にシングルカットされた「Fool to Cry(愚か者の涙)/Crazy Mama」が,これもミックの語りで進行するA面はストーンズらしいロックを期待した(ぼくのようなミーハー)ファンには「あれ?」という曲だった。そしてアルバム最後がこの曲である。何だか重い荷物を背負ってトボトボ歩くような感じがしなくもなかった(苦笑)。



☆ そんなあたりをパンクスなどから嗤われ(でも,よく考えなくてもルー・リードみたいにストーンズも昔からケチョンケチョンに言っていたミュージシャンは結構存在したけど),その反動が『Some Girls(女たち 1978年6月9日)』になっていく。

The Rolling Stones - Crazy Mama LIVE 1997


☆ ロニー,ユル過ぎ(爆)。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ:Musically_Adrift - ジャンル:音楽

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

«  | HOME |  »

プロフィール

deaconblue

Author:deaconblue
「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

最近の記事

最近のコメント

FC2カウンター

リンク

このブログをリンクに追加する

ブログランキング

FC2ブログランキング

カレンダー

04 | 2018/05 | 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

カテゴリー

月別アーカイブ

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

最近のエントリ

最近のトラックバック