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2018-08

「The Working Hour」 (ティアーズ・フォー・フィアーズ 1985年2月25日=アルバムリリース)


初出:2014年8月8日
シャウト+7シャウト+7
(2011/11/09)
ティアーズ・フォー・フィアーズ

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The Working Hour
( Roland Orzabal, Ian Stanley, Manny Elias)



These things
ぼくがずっと
That I've
言ってきたこと
Been told
それらすべて
Can rearrange
整理し直すことができる

My world
ぼくの考えのすべて
My doubt
ぼくの抱く疑問のすべて
In time
早晩
But inside out
それも徹底的に

This is the working hour
これが執務時間
We are paid by those
ぼくらは自分達のしくじりで
who learn by our mistake
学んでいる人に養われている

This is the working hour
これが執務時間
We are paid by those
ぼくらは自分達のしくじりで
who learn by our mistake
学んでいる人に養われている

This day
この日
And age
そしてこの時代
For all
全てのものに
And not for one
しかもひとつもなく

All lies
全ての嘘
And secrets
そして機密たち
Put on
進めて
Put on and on
そのままずっと

This is the working hour
これが執務時間
We are paid by those
ぼくらは自分達のしくじりで
who learn by our mistake
学んでいる人に養われている

This is the working hour
これが執務時間
We are paid by those
ぼくらは自分達のしくじりで
who learn by our mistake
学んでいる人に養われている

And fear is such a vicious thing
そしてぼくらの恐れはそんなに酷いものなのか
It wraps me up in chains
それはぼくの身体をぐるぐる巻きにしてしまう

Find out
見つけるんだ
Find out
見つけ出せ
What this fear is about
何がこの恐れの正体なのか

Find out
見つけるんだ
Find out
見つけ出せ
What this fear is about
何がこの恐れの正体なのか

Find out
見つけるんだ
Find out
見つけ出せ
What this fear is about
何がこの恐れの正体なのか



2017年10月9日付記
☆ ティアーズ・フォー・フィアーズに世界的な名声を与えた彼らの第2作『Songs from the Big Chair(シャウト)』の2曲目の作品。The Big Chairの由来は上に示した『失われた私』(フローラ・リータ・シュライバー著 1973年)及び同著の映画化『Sybil』である。このノンフィクションの主人公は16の人格を持つ解離性同一性障害だったという。作品としての「The Big Chair」は「Shout」のB面に収録されたが,LPには収録されず,CDになった後ボーナス・トラックとして加えられた。



☆ ここに示された主題は別の読み解き方もあるけれど,当時の米ソ軍拡競争や核戦争(米レーガン政権は宇宙防衛構想まで考えていた)に対する嫌悪や抵抗(当時は反核運動(=No Nukes)と言われていたもその通奏低音の一つとしてあると思う。反核運動は80年代前半がピークでイギリスのニューウエイブバンドは様々なリアクションを示している。またそれをきっかけとする反戦ソングとしてネーナ「99ルフトバルーン」やポール・ハードキャッスル「19」なども良く知られている。

☆ 反戦と読み解かなくてもジョージ・オーウェルが示唆した独裁の年『1984』を過ぎて,明らかにそういう形での「支配」に対する「警戒」もこのアルバムには溢れている。そしてそのように裏読みもできる曲「Everybody Wants to Rule the World」が彼等を全米No.1に押し上げたのは何かの皮肉なのだろうか?



☆ 矢部宏治が繋いだピース(Piece)は白井聡の提起した問題に対する回答にもなり得ると思う。矢部の手法は典型的なオシント(OSINT:Open source intelligence)であり,烏賀陽弘道も正当に評価するだろうと思う。


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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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