2017-09

「雨は毛布のように」 (キリンジ 2001年6月13日)


雨は毛布のように雨は毛布のように
(2001/06/13)
キリンジ

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初出:2014年6月27日
☆ 北青山時代後期のキリンジの代表作の一つ。6月リリースだったこともあってこの時期の定番曲。雨の曲はいろいろあって,それでセレクトした秀悦な作品集(雨と仲良くなる19の方法=2004年,続編=2005年)なんてのもあった。どっちかにこの曲も入れて欲しかったな(笑)。

「雨は毛布のように」 (作詩:堀込泰行 / 作曲:堀込高樹)
Featuring aiko(Backing Vo),Yui Kawaguchi(Dance Performance)



☆ この曲のテーマって,たぶん「雨降って地固まる」なんだろうな。主人公たちが上手く行くといいね。

↓ 本日のゲストVoの最新作(初出:2014年6月27日時点)
泡のような愛だった (初回限定仕様盤)泡のような愛だった (初回限定仕様盤)
(2014/05/28)
aiko

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2017年7月12日付記
☆ 雨が多いことは幸せなことだということがどうしても理解できない幸せな国に住んでいるぼく達は,降る雨を見ながらさまざまな曲を書いてきた。キリンジだってそのキャリアのいちばん最初の方で「雨を見くびるな」という "秀逸な観察記録" を書いているし(笑),上のコラムに書いたように,その時の物語があまりに突き放したものだったからなのか,この曲はやけに優しい。

☆ 北青山後期のキリンジは,まるでスティーリー・ダンとゲイリー・カッツのような冨田恵一とのコンビネーションで『3』と『Fine』という日本のポピュラー音楽史に残ってもおかしくない(その割にアンダーレイテッドな)アルバムをものしている。その一連の作品群に置くと,この曲のやさしさは,やや線の細さを感じさせるところがある。だけどそのことはこの曲の価値を貶めるものでもなく,ものすごくレベルの高いポップスをこんなに分かりやすく表現できる彼らは,この時代には唯一無二の存在だったと改めて思わざるを得ない。




☆ 幸田真音の連作小説がここに出ている理由は,付記の最初の行に関係があります(笑)。
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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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