2017-09

永遠なんてものは,永遠にない。



☆ それはなんだか訳の分からないまま始まった。叛乱と言えば叛乱だったし,ぼくは今でもあれは革命の一種だったと思っている。その叫びらしきものは十数年経って再確認してみた時にも,やはり周囲を圧倒する異様なものであったし,それは何ものかが彼女たちの口を通して言わさしめたものだとしか思えなかった。

☆ 結局それが大人の思惑で「素敵な商売」(こう書いた「週刊朝日」の記事を,ぼくは死ぬまで許さないだろう)に昇華してしまい,ぼくは1970年の大学生ほどではなかっただろうが(明らかにレベルが違うことは認める。そのあとの人生を見ても分かる),何ものかに傷つき,挫折した。

☆ 永遠なんてものは,永遠にない。その場にいた証人たちも,いや当事者すら,間違いなく「いなくなってしまう」。この「いなくなってしまう」ものの前に,永遠はただひたすら,無力でしかない。

☆ であるとすれば,あの夜の日比谷野外音楽堂から40年の距離を隔てて(その光景ですら,関係者限定のフイルムのお流れをチラ見しただけで),ぼくにいったい何が言えるだろう。たぶんそれは「そこにそういう真実があり,真実はそこにしかなかった」ということなのだろう。



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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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