2017-10

「ロング・トレイン・ランニン(Long Train Runnin')」 (The Doobie Brothers 1973年)




Long Train Runnin' (Tom Johnston)



☆ この曲の疾走感が良いのか,時々クルマのCMに使われている。いま(2017年)はスバルのレヴォーグのCMにギラ・ジルカという人のカヴァーが使われているが,ドゥービーズのオリジナルは90年代にトヨタがチェイサー(X90系)などの宣伝に使っていた(1994年10月25日CDシングル発売)。この車のコマーシャルはWBSかどこかで見たのだが,いかにも夜のCMに相応しい感じのフィルムだった記憶がある。

☆ Wikipediaの解説によると,トム・ジョンストンは最初この曲を気に入っておらずインスト曲として使おうと考えていた(確かにこの曲が収められた『キャプテン・アンド・ミー』にはインタールード風のインスト曲が1曲入っている)。ジョンストンを説得したのはプロデューサーのテッド・テンプルマンでジョンストンは詩を加えアルバムからのファースト・シングルとして発売,全米最高位8位となるヒット曲になった。

☆ 途中のいかにもブルーズ然としたハーモニカはジョンストン。曲全体の疾走感の中にこの間奏が入っていることでドゥービーズのバックボーンがロックンロールのバックボーンであるブルーズにあることを示している。「豪快」という言葉は,70年代中期のこのバンドを象徴するイメージであるが黒人音楽をベースにしたマルチ・リズムに特色を持つこのバンドの本質は時期によりテイストがどう変わろうとも一貫していた。このことだけは強調しておきたい。

1982年の「フェアウエル・ツアー」のライブ



☆ ドゥービーズの歴史を見ると,ジョンストンが抜けてマクドナルドがリードした時期に一度「お終い」にして(このツアーの通り1982年)それから6年ほど経ってジョンストンが戻ってきて再起動(再結成というよりリブートでしょ,このバンドは^^)して,さらに紆余曲折を経ることになる。その辺がどこかのバンドとはかなり違うのだが,その「二つの話題」にはもう触れたくない。

PERSONEL(YouTube投稿者WestLAGuy氏のNoteによる)
Here's another track from the live Doobie Brothers concert in 1982 at Santa Barbara, part of their Farewell Tour. This time it's Cornelius Bumpus handling the lead vocal. Super rhythm section of Bobby La Kind on congas and bongos, Chet McCracken timbales and Keith Knudsen on drums; the soaring guitar playing of Patrick Simmons and John McFee. Wow !

☆ コーネリアス・バンパスがジョンストンの代役をしっかり決めて(ブルースハープの代わりにサックスを吹く八面六臂と言って良いだろう)このバンドの陽性な部分が伝わってくる。音楽はこうでなくちゃと思う(o‘∀‘o)*:◦♪。

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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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