2017-07

「Kiss On My List」 (Daryl Hall & John Oates 1981年1月24日)


初出:2006年7月2日
モダン・ヴォイス(紙ジャケット仕様)モダン・ヴォイス(紙ジャケット仕様)
(2005/12/21)
ダリル・ホール&ジョン・オーツ

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☆ グレン・フライとドン・ヘンリーには新参者("New Kid In Town")扱いされたホール&オーツだが,ミュージシャンとしてのキャリアには殆ど差がない。数年間の試行錯誤を経て彼等が辿り着いたロックン・ソウル路線は「リッチ・ガール」の全米No.1で認められはしたものの,デヴィッド・フォスターをプロデューサーに迎えた2作は,通好みの音作りが災いしたのか,決定的なヒットとはならなかった。この時代の2作 "It's a Laugh" "Wait For Me"はようやくTop20入りという成果にとどまったが,前者はウォール・オブ・サウンドを生かしたもので,後者はニュー・ウエイブの影響を彼等なりに昇華した名作であったにも拘らずの結果はレコード会社を落胆させるには十分なものだった。そのことは,当時ダリル・ホールがロバート・フリップと組んだソロアルバム『Sacred Songs』が発売中止(延期)となったことからも分かる。

☆テクノ・ポップがようやく認知され始めた時代にリズムボックスをイントロに用いたのは,新味があった。基本的には "Wait For Me" やそのシングルが収録されたアルバム『X-Stasic』の路線を自然に延長させている。敢えて違いを探すとすれば,彼等自身がプロデュースすることで,より音の輪郭を際立たせたという点にあるかもしれない。ダリル・ホールの歌い方はともすれば一本調子なのだが,キーボードの強いリズム感がそれを補って物語をうまく展開させる効果を持たせている。

☆ ホール&オーツの作品は歌詞も聴かせどころがあり,この作品でもいい隠し味になっている。韻の踏み方も気持ち良い。この作品の成功は,ホール&オーツに足掛け6年の黄金時代をもたらすが,それは彼等二人や彼等を取り巻く女性達のチームワークの良さがもたらしたものであるし,ホール&オーツ流のロックン・ソウルがニューウエイブ以降の第2期ブリティッシュ・インヴェンジョンに対してアメリカン・ロックが用意した答えとなったからだろう。

2010年7月16日
☆ ブレイクすべくしてブレイクした感があるのは「後からの感想」かもしれない。「リッチ・ガール」から「イッツ・ア・ラーフ」「キッス・オン・マイ・リスト」を経る雌伏期を経て時は熟したというべきかもしれない。だって本質は変わってなかったのだから,世間が彼らに追いついたと言うべきかもしれない。

2017年7月7日

Kiss on my list (Daryl Hall / Janna Allen)


My friends wonder why I call you all the time,
友達はみんな不思議がってぼくに尋ねるのさ,どうして君のところにいつも電話してるのかって
What can I say?
何を話してるのか?ってね
I don't feel the need to give such secrets away
ぼくはそれを特に隠し立てするような必要も感じてないんだけれどね
You think maybe I need help though I know I am right, all right
君はたぶん,ぼくは自分が何の問題もないのに誰かの助けが必要だと思ってるんだろうね,うん
I'm just better off not listening to friends advice
ぼくはね,そういう親切な助言を脇に寄せた方がむしろ良いんだと思っているんだけどね

When they insist on knowing my bliss,I tell them this
友達がぼくが夢中になっているものが知りたいと言い募るのなら,こう言うしかないのかな
When they want to know what the reason is
彼らがその理由をどうしても知りたいって言うのなら
I only smile when I lie, then I tell them why
ぼくはうまく誤魔化す時のようにニコッとして,その理由を教えてあげるのさ

Because your kiss, your kiss is on my list
それは君のキス,君のキスがぼくのリストに載っているから
Because your kiss, your kiss is on my list
それは君のキス,君のキスがぼくのリストに載っているから
Because your kiss is on my list of the best things in life
それは君のキスがぼくのリストのてっぺんに載っているからさ
Because your kiss, your kiss is on my list
それは君のキス,君のキスがぼくのリストに載っているから
Because your kiss, your kiss I can't resist
それは君のキス,君のキスをぼくは拒むことができないから
Because your kiss it's what I miss when I turn out the lights
それは君のキス,それこそがこの部屋の明かりを消す時に,無かったらさびしいものだから

I go crazy wondering what there is to really see
ぼくはそれがそこにちゃんとあるかどうかを考えるとたまらない気持ちになってしまう
Did the night just take up your time, cause it means more to me
それが君の時間をただ奪っているだけで,そのことがぼくにとってそれ以上のことを意味していたんじゃないかと
Sometimes I forget what I'm doing, I don't forget what I want, I want
時々ぼくは自分が何をやっているか分からなくなってしまう,ぼくは自分が求めていることを忘れちゃいけないはずなのに,うん
Regret what I've done, regret you? I couldn't go on
自分がやってきたことを後悔する,君のことを後悔するのかって?そんなこと出来やしない

But if you insist on knowing my bliss,I'll tell you this
でもぼくが夢中になっているものが知りたいと君が言い募るのなら,こう言うしかないのかな
If you want to know what the reason is
君がその理由をどうしても知りたいって言うのなら
I only smile when I lie, then I'll tell you why
ぼくはうまく誤魔化す時のようにニコッとして,その理由を教えてあげるのさ

Because your kiss, your kiss is on my list
それは君のキス,君のキスがぼくのリストに載っているから
Because your kiss, your kiss is on my list
それは君のキス,君のキスがぼくのリストに載っているから
Because your kiss is on my list of the best things in life
それは君のキスがぼくのリストのてっぺんに載っているからさ
Because your kiss, your kiss is on my list
それは君のキス,君のキスがぼくのリストに載っているから
Because your kiss, your kiss I can't resist
それは君のキス,君のキスをぼくは拒むことができないから
Because your kiss it's what I miss when I turn out the lights
それは君のキス,それこそがこの部屋の明かりを消す時に,無かったらさびしいものだから

(I really miss you, baby)

Because your kiss, your kiss is on my list
それは君のキス,君のキスがぼくのリストに載っているから
Because your kiss, your kiss is on my list
それは君のキス,君のキスがぼくのリストに載っているから
Because your kiss is on my list of the best things in life
それは君のキスがぼくのリストのてっぺんに載っているからさ
Because your kiss, your kiss is on my list
それは君のキス,君のキスがぼくのリストに載っているから
Because your kiss, your kiss I can't resist
それは君のキス,君のキスをぼくは拒むことができないから
Because your kiss it's what I miss when I turn out the lights
それは君のキス,それこそがこの部屋の明かりを消す時に,無かったらさびしいものだから

Because your kiss, your kiss is on my list
それは君のキス,君のキスがぼくのリストに載っているから
Because your kiss, your kiss I can't resist
それは君のキス,君のキスをぼくは拒むことができないから
Because your kiss is on my list of the best things in life
それは君のキスがぼくのリストのてっぺんに載っているからさ
...

以下Wikipediaからの引用
> Kiss on My List:キッス・オン・マイ・リスト(1981年4月11日付〜4月25日付、3週連続全米No.1、同年年間第7位。様々なコンピレーションCDに収録される際、ラヴソングとして扱われる事が多い。ところが実際はアンチ・ラヴソングである。ダリル・ホール自身、「君のキスは最高に素敵な物の一つとしてリストに載っているけど、唯一無二ではない。そういう歌だからね。みんなは『君を愛している。君がいなければ僕は死んでしまう』という内容の歌だと思っているけど、本当はその正反対なのさ」と語っている。)

最高位(全米以外)
カナダ:7位,全英・全豪:33位
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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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