2017-05

序章:後から気付くことばかり



☆ 村上春樹の最初の店は国分寺近辺にあって,椎名誠も国分寺のあたりに住んでいた。村上春樹の昔のエッセイを読んでいたら椎名誠のデビュー作と思われる「国分寺書店」の名前が出ていたし,「本の雑誌」出身の群ようこは移転後の「ピーターキャット」で例の昆虫(小さい方)を見た話を書いている(本名時代だったかもしれない)。東京から遠く離れた田舎の学生でもこういうことが分かることもある。たぶんそれは読者としてこれらの人達に「興味があるから」。本人が書いたりテレビで話したりするのを偶然目にした時に,それを覚えているかどうかというところがある。

☆ RCの曲に「君が僕を知ってる」がある。でも99%の側にいるぼくたちからは,1%の側の人達の行動や記録を見ることはできる。そして後からここに記したように繋いでみることはできる。繋いだところで例えば村上春樹は椎名誠をすれ違ったどうかわからないし,自分の店に来ていた女の子が後年同業者になることなんかも知らなかっただろう。だからぼくたちはギャラリーとして「それを知ってる」ことでチョッと面白い気になったりするのである。




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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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