2017-08

本邦泡沫語辞典(003) 熱愛



> デジタル大辞泉の解説
> ねつ‐あい【熱愛】
> [名](スル)熱烈に愛すること。また、その愛情。「一人息子を熱愛する」

☆ 読んで字の如くなのである。昔からこれに類する言葉はあった。「わたし,彼にお熱なの。」(1950~60年代)。これはさすがに女性のビジネスパーソンをBG(ビジネスガールって良く考えたらとんでもない言葉なのだが)と称していた時代の用例に近い。BGの意味に誰かが気づいて,OL(オフィスレディ)と呼び直すようになってくっついてきたのがオフィス・ラブ(苦笑)。ちなみに田島君は自分のユニットのことを略すならこういうふうに略してほしいと一時期強調していたな(爆)。

☆ きょうび「熱愛」の用例は過日の「お熱」というのと五十歩百歩だが,その使われ方を見ているとパパラッチ君が一枚ベストショットを物にして「やったぁ!」と叫んでいる風情があって,何とも小五月蝿(うるさ)いのである。それに比例するようにコトバとしての「熱愛(当事者間では一応事実だろう,どんなことをしようがしまいが)」の価値がグーンとインフレしてしまったように思える。今では「熱愛発覚=プライヴェートの管理に失敗」みたいな残念な結果が見えてしまうのである。




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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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