2017-06

「Time Passages」 (Al Stewart 1978年9月=米,11月=英)



初出:2007年12月25日

Time Passages 
Composed By  Al Stewart/Peter White

It was late in December, the sky turned to snow
12月も終わろうとする頃,天気は雪模様に変わろうとしていた
All round the day was going down slow
僕の周りを過ぎゆく日々も,心なしかゆっくり動いていた
Night like a river beginning to flow
それでも夜は川のようにゆったりと流れ始め
I felt the beat of my mind go
僕は心がこの場所から立ち去るように命じているのを感じていた
Drifting into time passages
時の流れの中へ漂うように
Years go falling in the fading light
この街で過ごした日々が,消えゆく灯りの中に溶けていく
Time passages
時の流れは
Buy me a ticket on the last train home tonight
田舎に戻る最終の切符を買いなさいと僕に囁いている

Well I'm not the kind to live in the past
そう。僕は過去の栄光にすがって生きるような柄じゃない
The years run too short and the days too fast
その日々はあまりに短く,日々はあっという間に過ぎ去ってしまう
The things you lean on are the things that don't last
君が頼りにしている物事も,いつまでもそのままではいられない
Well it's just now and then my line gets cast into these
だから今こそ,僕の生きてきた道を投げてみよう
Time passages
時の流れの中に
There's something back here that you left behind
君が捨て置いた何かが手もとに戻って来るのがわかる
Oh time passages
ああ,時の流れは
Buy me a ticket on the last train home tonight
田舎に戻る最終の切符を買いなさいと僕に囁いている

Hear the echoes and feel yourself starting to turn
心に反響する声を聞けば,それは過去を振り返るように促している
Don't know why you should feel
なぜそう感じるのかよく分からないままに
That there's something to learn
そこには何か学ぶべきことがあったからなのか
It's just a game that you play
それとも無為に過ごした遊びの時間に過ぎなかったからなのか

Well the picture is changing
でも,情景は移り変わり
Now you're part of a crowd
今では君はただの観衆の一人に過ぎない
They're laughing at something
皆は大きな声で笑い
And the music's loud
通りに響く音楽も大きい
A girl comes towards you
少女が君の方へ歩んでくる
You once used to know
どこかで見知った顔だから
You reach out your hand
君はその手を差し伸べようとするが
But you're all alone, in these
気が付けば君だけが取り残されている
Time passages
そして時の流れは
I know you're in there, you're just out of sight
そこにいるように思えた君が,いつの間にか視界から消えてしまう
Time passages
そして時の流れは
Buy me a ticket on the last train home tonight
田舎に戻る最終の切符を買いなさいと僕に囁いている

初出:2015年12月10日

タイム・パッセージ/アル・スチュワート
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Time Passages (Al Stewart / Peter White)



From Wikipedia Time Passages (song)
> "Time Passages" is the title of a 1978 US Top Ten hit by singer-songwriter Al Stewart which was produced by Alan Parsons and was the title track for Stewart's 1978 album release. The single reached No. 7 on the Billboard Hot 100 chart in December 1978, "Time Passages" also spent ten weeks at No. 1 on the Billboard Easy Listening chart, the longest stay at number one on this chart in the 1970s.

2016年12月30日付記
☆ このWikipediaの記事にある通りで,「タイム・パッセージ」は「マイ・ライフ」(ビリー・ジョエル)を筆頭とする居並ぶ名曲を退け,1978年冬のビルボード・アダルトコンテンポラリー・チャートを長く制した。昔のブログに書いたように,当時全国に4つしかなかった民放FM(JFNの前身)で土曜の夜にサントリーが提供するアダルト・コンテンポラリー・チャートの紹介番組があった(女優の十朱幸代さんがその美声でDJ役をやっていた)。その番組を毎週聴くのが受験生だったぼくの楽しみのひとつで,この曲は結果として「イヤー・オブ・ザ・キャット」以上にぼくにとって馴染み深い曲となった。

> A radio edit of the song was often played instead of the album version, which is over six minutes long; however, both versions were heard over the airwaves during the late 1970s. The familiar final line to the chorus is, "Buy me a ticket on the last train home tonight". Less lyrically complex than a typical Al Stewart composition - the singer's previous Top Ten hit "Year of the Cat" exemplifying his usual style - "Time Passages" was one of two songs on the Time Passages album written by Stewart with the intent of the tracks’ having hit single potential, the other being "Song on the Radio" which was the follow-up single and reached No. 29.

2016年12月30日付記
☆ アル・スチュワートの70年代初めの作品はブリティッシュ・フォーク・ムーヴメントの色が濃い作品であるが,アラン・パーソンズと組んだ1976年の『イヤー・オブ・ザ・キャット』からは単にポピュラー音楽(ソフト・ロック/AOR)的アプローチをするに留まらず,アラン・パーソンズの構成力でアルの音楽世界を一気に押し広げるのに成功したと言える。もっともベースになっているアルの「私的記録」はその音楽じたいの芯となってしっかり存在しているので,両者の相乗効果がこの成功に結び付いたのだと思う。それにしても老いても枯れない彼のライヴを見ることができた東京の人達は幸せなものであるorz...

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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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