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2020-02

猫も恋するニャンニャンニャン じいさん学 第16講


☆ 俳句の季語で「猫の恋(行為ではない)」といえば冬,ということになっている。猫の繁殖は年2回らしいのだが,真冬の寒い盛りに桑田佳祐風に言えば「♪耐えてな~お~さ~ら~ 狂える燃えさかる」という訳で,煩(うるさ)いったらありゃしない。今日はそんなニャンコの日でありまする。(嫌猫家の皆様、こちらでご退出を...)



☆ で,猫の恋なのであるが,この従順な素振りを犬の1万分の1も見せない唯我独尊の「野生のモノ」は,その野性を存分に発揮して周囲を困惑に陥れる。戦う雀は人間を恐れないらしいが,狂える燃えさかる猫は人間を気にしない。とはいえ「あまりの熱情エネルギーの高さに耐えかねて(要は「うるさーーーーーーい!」^^;)人間が飛び出してくると,さすがに野生のモノらしく,それまでの情熱を瞬時に振り捨てて逃げ走り去る訳だ。

☆ で,猫の恋の一番の被害者は,その街に新しく連れてこられた飼い犬の子犬かもしれない。只ならぬ殺気と恐ろし気な鳴き声にビビった子犬は吠えて応戦するも,猫の眼中に子犬の姿はなく,たとえあったところで鎖でつながれた犬に何ができると猫の方は本能的に察知しているから,そんな存在は無視して「狂える燃えさかる」。こういう季節を二回ほど経験するともうすでに子犬でなくなった犬の方もすっかり諦めて吠えもしない(勝手に盛ってろバ~カ)となり,静けさを取り戻した街に猫の恋だけが高らかに響き渡るのである。

☆ ニャンニャンというのが猫一般を表していたのが「そうでなくなった事情」は,いろいろ問題があるので省略するが,この言葉がいまだに有効で,しかも一種の擬態として使われているということは猫族にとって名誉な話なのかどうか。村上春樹の初期の短編にあるようにこれは犬猫病院の電話番号(1122=敢えて読み仮名は伏す=自爆)あたりに収めるのが適当と思われるが,皆様如何に?

「ネコ・ニャンニャンニャン」(作詩:犀泪弾/作曲:鹿王院嵐山)
あのねのね(1979年2月25日:オリコン最高位 42位)



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テーマ:Musically_Adrift - ジャンル:音楽

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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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