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2019-08

暑中お見舞い 2019年 ~ 「夏に恋する女たち」 (大貫妙子 1983年8月5日)



☆ 今年の立秋は来週8月8日,奇しくも東北三大祭りの最後を飾る仙台七夕の最終日にあたる。

「夏に恋する女たち」 (作詩・作曲:大貫妙子,編曲:坂本龍一)

※ スタジオライブ版(間奏のコーラスが無いだけで,ほぼシングルヴァージョン(1983年8月5日)のコピー演奏。見事というしかない)

☆ 「夏に恋する女たち」は,83年夏シーズン(1983年8月5日~9月30日)TX(東京放送)の「金曜ドラマ」枠の作品。Wikipediaを見れば分かるが,CX(フジテレビ)がこの枠の作品を見て,もうひと世代若いキャストとスタッフで「木曜ドラマ」枠で「トレンディ・ドラマ」を始めるのも良く分かる。

☆ 実際,倉本聰がEX(テレ朝)の昼枠で最近やっているドラマは,これより一世代前(60年代)のテレビドラマの主役級が現在の年齢になった時にどんなドラマが描けるかという実験で,普通に考えれば80年代のこうしたドラマのキャスト達(存命かつ芸能活動中)も10年も経たずに「似たような老人達のドラマ」が描けてしまうだろうということも容易に想像がつく(スポンサー探しにも今のところ苦労しないだろうし^_^;)。

☆ (流行)ドラマが流行小説のように「その時代≒その"世代"」の最大公約数であった時代がテレビドラマ草創期であり,少しずつ時代の先端ににじり寄っていったのが70~80年代であり,先端に着いたと勘違いした90年代をピークに(インターネットの普及と共に)時代の後衛に押しやられていったのが今世紀(特に2010年代)ではなかったか。

☆ ところでター坊の「夏に恋する女たち」のカヴァー面子が凄くて,中谷美紀(『私生活』:1999年11月10日)と原田知世(『恋愛小説2〜若葉のころ』:2016年5月11日)である。中谷は教授がらみだからむべなるかなとして(爆),原田知世は今世紀に入って力を入れているカヴァー曲集で選曲している。ふたりとも声質を考えるとグッド・チョイスだと思う(ちなみに原田盤のカヴァーは聴いた)。

☆ この曲の編曲はイントロのピアノを聴けば一発で分かるように(笑)坂本龍一だが,曲全体の志向はむしろ,この曲が収録されたアルバム『SIGNIFIE』(1983年10月21日)でも係わりのある鈴木慶一的でもある。ドラマ開始日にリリースされたこの曲の「欧州志向」はフランス映画物の洒落たストーリィを目指してこけた(爆)このドラマ(脚本:田向正健 演出:近藤邦勝、大山勝美 プロデューサー:大山勝美、内野健)の企図には合っていると思う。

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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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