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2019-05

「Machine Gun」 (Commodores 1974年7月22日=アルバムリリース)



Machine Gun (Milan Williams)


Personnel
Lionel Richie – vocals,saxophone, keyboards
Thomas McClary – vocals, guitar
Milan Williams – guitar, keyboards
Ronald LaPread – bass guitar
William King – trumpet, percussion
Walter Orange – drums, vocals, percussion

Billboard Hot100 最高位22位、R&Bチャート 最高位7位

2019年6月8日追記
☆ コモドアーズといえば70年代後半の「ライオネル・リッチー節」が有名だと思うが(苦笑),彼が歌心に目覚める前(爆)の初期の演奏の格好良さを体現しているのがこの作品だと思う。この後バンドは「ザ・バンプ」でディスコフロアに一時代(踊りのスタイルのほう)を築き,踊りのスタイルはヴァン・マッコイの「ハッスル」で一度目の頂点を迎える(その次には勿論ジョン・トラボルタがいて当たり前のようにマイケル・ジャクソンとプリンスがその後を引き継ぐ)。

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「トランジスタ・ラジオ」 (RCサクセション 1980年10月28日)



EPLPEPLP
(2005/11/23)
RCサクセション

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初出:2011年11月1日

☆ 『RHAPSODY』とその年のソロツアーで,RCサクセションは(BUCK-TICKよりも早く^^)現象になった。そこでシングルもステーション・プレイを意識した(なにせその前のシングルは「勤労青少年の就労意欲を殺ぐ」ため一部で放送差し止めされてしまった。実にシケてるぜ,ボス)という訳でもないだろうが,ここに1980年というより1970~80年代を代表する名曲が誕生したのは慶賀の至りである。



☆ ただこの曲は,当時から誤解されすぎていたRCサクセションや忌野清志郎(の詩の世界)にとってある程度の解毒剤になったのも事実だろう。確かにこれは,文句をつけられたら大学だ(大学に授業は無いと思うが)とごまかせる程度の反抗はある。でもそういうツッパリではなく,どこか懐かしさに溢れた曲でもあった。世はラジオ・パーソナリティ全盛時代。そのうちミスコンとパーソナリティーが結合して今のギョーカイ・ブームに変貌してしまうのだが,この曲には一切関係ない。そしてこのラジオがキャッチしたのはたぶんこんな曲だろう。

「あなただけを(Somebody To Love)」 (Jefferson Airplane 1967年)



「ヒッピー・ヒッピー・シェイク(Hippy Hippy Shake)」(スウィンギング・ブルー・ジーンズ 1964年)



☆ 1980年にはじゅうぶん懐かしい曲達だった。

2019年5月24日追記

☆ 忌野清志郎が亡くなって10年経つという。毎年やっていたメモリアルも今年で一区切りつけたそうだ。「トランジスタ・ラジオ」の温かみは「ある世代」と一緒にフェイド・アウトしていくのだろう。フェイド・アウトするということは「美化する」ことになっていく。何処かの国(この国以外にも山ほどある)の御目出度い政治家達は安っぽい夢を見せることで安い投票用紙が手に入る魔法を知っていると嘯(うそぶ)いているが,そんな「きみ」たちにはこれらの「ヒット曲」は縁がないモノであってほしいと,心の内側で小さく呟きたくなる。(何せ新聞の政治面の片隅にある首相動静に夫妻でユー▲▽のコンサートを見に行ったなどという文字を見つけることくらいゾッとすることもないのだから(爆笑))。

「見つめあう恋 (There's A Kind Of Hush)」(ハーマンズ・ハーミッツ 1967年)


☆ それ(「夏だサザンだユーミンだ」からここまで来たのか安倍晋三君)はともかく,「トランジスタ・ラジオ」。キヨシローが5月に亡くなったことも関係あるのか,ぼくのイメージするこの曲,主人公が高校の屋上でふかしている煙草の煙が消えていくのは5月の青空のような気がしてならない。トランジスタラジオと言えば,70年代に入る頃にソニーがスカイセンサー(良い名称だと今でも思う)を出したのを皮切りにBCL(Broad Cast Listening = 短波・中波放送受信)が大流行した。たぶんアマチュア無線の流行が影響していてハム(ham=アマチュア無線家)になるほど勉強しなかった安楽マニア(ぼく含む)がベリカード(Verification Card=受信確認証)目当てにドッと参入したというおはなしで,昨今「御朱印」を頂くためだけに神社参りをしている人たちと本質は変わらない。

☆ 「現代用語の基礎知識」で有名な自由国民社が当時そうしたBCLer目当てに「ランラジオ」という雑誌を出していて,国内中波放送局のタイムテーブルとベリカードの写真だけで構成されているかのような雑誌だった(そういうことは勿論ない)。そのBCLブームに続くFMブームの際にFM雑誌が最盛期は4誌くらい出ていたが,あの雑誌も3分の1はタイムテーブルで,しかも当時は放送局の免許が下りるのに各地の利害調整に手間がかかるという「田中派利権誘導政治」の時期だったので(爆)JWaveやFM802どころか全国に民間FM局はJFN発祥の4局しかなかったのである。これでどんな差別化ができるだろうか?

☆ それが出来てしまうのである。例えば出版元が音楽之友社だったら何だかんだ言ってクラシック音楽様とオーディオマニアには優位性があったし,後発誌ほどロックやポピュラー音楽の方を向いていったが,ある時その中の某誌が気付いて,邦楽/洋楽のチャートを載せるようになってからFM雑誌はチャートマニア御用達になっていく。そしてさらに全国紙の新聞が土曜版のネタに週刊番組表を掲載するようになってこの競争はピークを迎えるのである。

☆ でもその頃にはポピュラー音楽は「偶然ラジオで聴くもの」からレコードを買って(友達から借りて⇒貸レコード屋で借りて)カセットテープに録音してテープレコーダーやコンポーネントステレオやカーステレオで聴くものに進化していった。その時既に忌野清志郎が描いた「トランジスタ・ラジオ」の世界は,オリジナルの光景からフェイド・アウトしていたのだろう。



☆ 昔から曲名だけは知っていたという曲の代表がジェファーソン・エアプレイン「あなただけを」だった。当方リアルタイムで「あなただけを」と言われると'76年だったかのあおい輝彦の第2次ブームの幕開けになったハワイアン風(テイストの)歌謡曲だったらピンとくるし,この曲の原題「Somebody To Love」は圧倒的にクイーンの「愛にすべてを」の原題(同名異曲)になってしまう。まあそこが60年代と70年代の違いで2010年代のきょうび「何の話ですか,オジサン?」という羽目に陥ってしまうだろう。

☆ その流れで言えばハーマンズ・ハーミッツの「見つめあう恋」だって'76年のカーペンターズのカヴァーになる(この曲をアルバムタイトルにした同名アルバムには例の超名曲「青春の輝き(I Need to Be in Love)」が収録されている)。たぶんリチャードがアレンジしているのだろうが,彼はハーマンズ・ハーミッツの60年代の品行方正ヴァージョンを骨格は変えないまま70年代らしい軽快で切れの良い曲に仕上げている。

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おい、そこのお前、こっち見ろ。そっちじゃない!


One Step Beyond (Cecil Campbell)



Tarzan's Nuts (Smash / Barson)
A cover of Tarzan's March written by Sydney Lee



In the City (McPherson, Barson, Smash, Foreman, Crutchfield, Inoue)
日本タイトル「シティ・イン・シティ」



Our House (Foreman / Smyth)





☆ そう言えば大昔に誰かが「ソノシート」で「ターザンの歌(Tarzan's March)」をラジオでかけたことがあって,マッドネスの曲(の元ネタ)を「こども合唱団」が歌っていてビックリしたことがある。ちなみにYouTubeの掉尾を飾るビクター洋楽部の帯付きファーストアルバムはぼくの家に現存している(爆)。

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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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