2017-07

「Four Horsemen(四人の騎士)」 (The Clash 1979年12月14日=アルバムリリース)




Four Horsemen (Joe Strummer / Mick Jones)




Well they we're given the grapes that go ripe in the sun
That loosen the screws at the back of the tongue
But they told no one where they had begun-four horsemen

They were given all the foods of vanity
And all the instant promises of immortality
But they bit the dust screamin' insanity!-four horsemen

One was over the edge, one was over the cliff
One was lickin' em dry with a bloody great spliff
When they picked up the hiker he didn't want the lift
From the horsemen

But you!
You're not searching, are you now?
You're not looking anyhow
You're never gonna ride that lonely mile
Or put yourself up on trial
Oh, you told me how your life was so bad
An' I agree that it does seem sad
But that's the price that you gotta pay
If you're lazing all around all day
Four horsemen coming right through
Four horsemen and they're pissing by you
They make you look like you're wearing a truss
Four horsemen and it's gonna be us

Well they gave us everything for bending the mind
And we cleaned out their pockets and we drank 'em blind
It's a long way to the finish so don't get left behind
By those horsemen

And they gave us the grapes that went ripe in the sun
That loosen the scews at the back of the tongue
But we still told nothing 'bout what was to come
Four horsemen

☆ この曲,キリスト教の知識がなかった頃には,当時このアルバムの解説を書いた女の子と同じで4人=クラッシュ(当時)だと思っていた。

Wikipediaの解説(ヨハネの黙示録の四騎士)

> ヨハネの黙示録の四騎士(ヨハネのもくしろくのよんきし)は、『ヨハネの黙示録』に記される四人の騎士。小羊(キリスト)が解く七つの封印の内、始めの四つの封印が解かれた時に現れるという。四騎士はそれぞれが、地上の四分の一の支配、そして剣と飢饉と死・獣により、地上の人間を殺す権威を与えられているとされる。

> 日本語では「騎士」といわれるが、「馬に乗る者」(英語では「Horseman」)の意訳であり、原典には身分階級としての「騎士」に相当する単語は無い。

☆ だからこの曲の日本語訳で「ん?」と思ったら,このことを思い出して欲しい(笑)。訳詩はしないが,個人的に気になっているのは,この時期のジョー・ストラマーにこうした「終末思想」の影響が感じられることだ。それは,コッポラの映画「地獄の黙示録(Apocalypse Now 1979年8月15日全米公開)」やスリーマイル島原子力発電所事故(1979年3月28日 言うまでもなく,「ロンドン・コーリング」の歌詩「Nuclear error」のこと)や新冷戦(Wikipediaでは1979年-1985年)や反核運動などこの時代の影響が大きいと思う(同じことはXTC「Living through another Cuba」などにも如実に表れている)。またクラッシュ自身で言うと「ロンドン・コーリング」のシングル(1979年12月7日発売)のB面にウイリー・ウイリアムズのレゲエ作品「ハルマゲドン・タイム(Armagideon Time=発音的には "アルマギディオン・タイム" に近い)」をわざわざ収録している事でも分かる。

☆ ポピュラー音楽にはその音楽が成立している「時代」の影響が多かれ少なかれ反映する。ましてやクラッシュのような「政治的なバンド」の場合,それは決定的と言っても良いだろう。政治学者はもちろん文化人類学者も音楽評論家もこんな基本的なことを忘れているから,後からこうして辿って考えてみることも無意味なこととは思えないのである。言うなればポピュラー音楽考古学みたいなものだ(苦笑)。

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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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