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2020-03

「菩薩(Bodhisattva)」 (Steely Dan 1973年=アルバムリリース)


初出:2011年1月2日(訳詩ほか追加:2020年3月12日)
220px-Steely_Dan-Countdown_to_Ecstacy.jpg

☆ スティーリー・ダンの由来はウィキペディアのスティーリー・ダンの項目を参照いただきたい。海外文学には疎いのでウイリアム・バロウズの『ネイキッド・ランチ』がどういう内容なのか知らないが,ともかくスティーリー・ダン3号なる物品が横浜港から出荷されていたことは,まことに目出度い限りである(たく,今夜が今夜だからってこんな書き出しにすることもなかろうに。。。以上すべて「下ネタ」)。

Bodhisattva(D.Fagen / W.Becker)


Bodhisattva
菩薩さま
Would you take me by the hand
わたしの手を取ってお導きくださいますか
Bodhisattva
菩薩さま
Would you take me by the hand
わたしの手を取ってお導きくださいますか
Can you show me
わたしにお示しいただけますか
The shine of your Japan
あなたの知る日本の漆器の輝きを
The sparkle of your china
あなたの知る中国の陶器の煌(きら)めきを
Can you show me
わたしにお示しいただけますか
Bodhisattva
菩薩さま
Bodhisattva
菩薩さま
I'm gonna sell my house in town
わたしはこの街にある家を売ろうとしているんです
Bodhisattva
菩薩さま
I'm gonna sell my house in town
わたしはこの街にある家を売ろうとしているんです
And I'll be there
わたしはそこに行きたいのです
To shine in your Japan
あなたの知る漆器の輝きのような日本に
To sparkle in your China
あなたの知る陶器の煌(きら)めきのような中国に
Yes I'll be there
ええ,そこに行きたいのです
Bodhisattva
菩薩さま

☆ アルバム『Countdown To Ecstasy』の冒頭を飾るこの曲は,確かに適度なジャズ風味も施されているが,基本的にはハード・ブギウギである。スティーリー・ダンの曲の中では最もラフなタイプで異色な曲といえるかもしれない。記憶が正しければ,スティーリー・ダンの作品中で歌詞に「日本(Japan)」が出て来る唯一の作品でもある。

Bodhisatva Live 1974


☆ このライブは有名な演奏。MCは確か彼らのツアーでローディーをしていたJerome Anitonという人で,聞けば分かるように「完全に酔っぱらって」いらっしゃる(爆)なお途中で音声が消えるのは言うまでもなくフォー・レターズ(四文字言葉:卑猥な俗語)を宣(のたま)っていらっしゃるのである(再爆)。上の説明に書いたように,この作品の本質はハード・ブギウギで,こうやってライヴで聴けば良く分かる。ダンはライヴが嫌でスタジオ・アルバムに専念するようになったのは事実だが,バンドとしてはアベレージ以上の力量があったのは確かだ。

☆ 今世紀に入ってからのツアーでもこの曲はセットリストに入っているようで,2006年や2007年の演奏を見ることが出来る。ウォルター・ベッカーが最後に弾くギターソロはジャズっぽさが増していてエイジングのほど良く進んだウイスキーのような味わいがあって良いと思う。(その演奏がもう見られないことは,本当に残念だ)

STEELY DAN :
Donald Fagen – acoustic and electric pianos, synthesizer, lead and backing vocals
Walter Becker – electric bass, harmonica, backing vocals
Denny Dias – electric guitar, mixing
Jeff "Skunk" Baxter – electric and pedal steel guitars
Jim Hodder – drums, percussion, backing vocals

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テーマ:Musically_Adrift - ジャンル:音楽

「Peg(麗しのペグ)」 (Steely Dan 1977年11月)


初出:2015年2月6日(抄訳:2019年12月23日)

彩(エイジャ)彩(エイジャ)
(2011/10/12)
スティーリー・ダン

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Peg (Walter Becker / Donald Fagen)



I've seen your picture
きみの出た映画を見ていたよ
Your name in lights above it
きみの名前は光り輝いていたね
This is your big debut
これは華麗なデビュー作
It's like a dream come true
長い間の夢が叶う瞬間だ
So won't you smile for the camera
だからさ,もっとステキな微笑みでカメラを見てご覧
I know they're gonna love it
みんな絶対,きみのことが気に入るようになるから

I like your pin shot
きみの「奇跡の一枚」はぼくのお気に入りさ
I keep it with your letter
きみからの手紙と一緒に大切にしてるよ
Done up in blueprint blue
青写真を現実のものにして
It sure looks good on you
きみにとってはとても良いことのように見えるね
And when you smile for the camera
だからきみがカメラに微笑みかけたなら
I know I'll love you better
ぼくはきみのことをもっともっと気に入るだろうね

Peg
麗しのペグ
It will come back to you
その名はきみの元に降りて来るだろう
Peg
麗しのペグ
It will come back to you
その名はきみの元に降りて来るだろう
Then the shutter falls
そしてシャッター音の鳴り響く中
You see it all in 3-D
きみはその全てを3D映画の中に見るだろう
It's your favorite foreign movie
お気に入りの外国映画みたいにね

☆ 感覚を文字にすることは,どの感覚の場合も難しい。例えば身体の不調を医師に告げる時がそうだ。あるいは食べ物や飲み物を褒める時がそうで,名画や名曲や名作について話すときもそうだ。もっともあらゆる場合に使える最強の形容詞「ヤバい」で済むといえば済むかもしれないが,言語の豊饒さという点で些かの寂寥感を覚える(爆)。

Aja: Classic Album [DVD] [Import]Aja: Classic Album [DVD] [Import]
(2006/10/03)
Steely Dan

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☆ この曲の有名な間奏(Jay Graydonの名を一躍有名にした)でもそうで,これに比すべきギター・プレイはダンの作品なら例えば「キッド・シャールメイン」でのラリー・カールトンのプレイになるだろう。われわれは完成品としてのアルバムを聴くので,その第一印象がこのヴァージョンになるのだが,このヴァージョンに落ち着くまでの過程(上記DVDでも触れている)を見ると,音楽が(アレンジを含む全体像として)どのように出来上がっていくか,その醍醐味を知るというか一端に触れることが出来るように思う。

2019年12月23日追記

Billboard Hot 100 1977~78
11/19 87位(New Entry)→83位(11/26)→71位(12/3)→60位(12/10)→49位(12/17)→44位(12/24)→44位(12/31)→40位(1/7)→36位(1/14)→32位(1/21)→28位(1/28)→20位(2/4)→44位(2/11)→15位(2/18)→13位(2/25)→12位(3/4)→11位(3/11)→32位(3/18)→59位(3/25)→ランク外(4/1)

PERSONNEL
Donald Fagen - lead vocals
Michael McDonald - backing vocals
Paul Griffin - Fender Rhodes electric piano, backing vocals
Tom Scott - lyricon
Victor Feldman, Gary Coleman - percussion
Jay Graydon - lead guitar
Steve Khan - rhythm guitar
Don Grolnick - clavinet
Chuck Rainey - bass guitar
Rick Marotta - drums

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「Black Friday」 (Steely Dan 1975年5月)



☆ スティーリー・ダンが初来日したのはリユニオン後の1994年だったが,確かそのセットリストに「Black Friday」が入っていて,背景映像にチッカーテープ(株価が右から左に流れるもの(日経CNBCで見られる))が流れていて思わず笑ってしまったのを覚えている。

☆ 世の中に "Black ○○day" は6種類あると思われる。7種類でないのは日曜日には市場が無いからで,日曜日は残念なことに "Bloody"(流血の)という日が数多ある。以下Wikipedia英語版で一部を紹介する。

Monday
28 October 1929 – Stock markets in the United States began to crash, prior to Black Tuesday.⇒いわゆる「大恐慌」のとどめの2日の片方(翌日に続く)。
19 October 1987 – Black Monday (1987) Stock markets around the world crashed, shedding a huge value in a very short time.⇒いわゆる「ブラック・マンデー」。
29 September 2008 – September 2008 stock market crash. Following the bursting of the US Housing Bubble, stock markets around the world crashed, leading to the Great Recession.⇒いわゆる「リーマン・ショック」に係わるもの。

Tuesday
29 October 1929 –いわゆる「大恐慌」のとどめの2日のもう片方。

Wednesday
16 September 1992 –いわゆる「ポンド危機」。負けたのはイングランド銀行,勝ったのはジョージ・ソロスとスタンレー・ドラッケンミラー(クオンタム・ファンド):『ビッグ・ミステイク』によると,スターリング・ポンド売りのアイディアはドラッケンミラーの発想でソロスはそれを大々的にやるよう指示したという。

Thursday
October 24, 1929, the start of the Wall Street Crash of 1929 at the New York Stock Exchange. "Black Tuesday" was the following week on October 29, 1929.⇒あまりにも有名な「暗黒の木曜日」。

Friday
October 25, 1929

Black Friday (shopping) Wikipedia 日本版より
ブラックフライデー(英語: Black Friday)とは、11月の第4木曜日の翌日にあたる日のことである。小売店などで大規模な安売りが実施される。
アメリカ合衆国では感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日は正式の休暇日ではないが休暇になることが多く、ブラックフライデー当日は感謝祭プレゼントの売れ残り一掃セール日にもなっている。買い物客が殺到して小売店が繁盛することで知られ、特にアメリカの小売業界では1年で最も売り上げを見込める日とされている。また、年末商戦の幕開けを告げるイベントでもある。
日本語では黒字の金曜日とも訳される。

KARAOKE


お手本
Black Friday (Walter Becker / Donald Fagen)


Billboard Hot 100 1975年
5/24:76位(New Entry) ⇒ 5/31 63位 ⇒ 6/7 52位 ⇒ 6/14 43位 ⇒ 6/21 37位(最高位) ⇒ 6/28 37位 ⇒ 7/5 42位 ⇒ 7/12 100位外

PERSONNEL
Donald Fagen – Lead vocals, piano, keyboards
Walter Becker – Bass & guitars. Lead guitar on “Black Friday”
Special Guests:
Hugh McCracken – Guitars
Denny Dias – Guitars
Rick Derringer – Guitars
Dean Parks – Guitars
Elliott Randall – Guitars
Larry Carlton – Guitars
Michael Omartian – Piano & keyboards
David Paich – Piano & keyboards
Victor Feldman – Vibraphone & percussion
Wilton Felder – Bass
Chuck Rainey – Bass
Jeff Porcaro – Drums & dorophone
Michael McDonald – Background vocals

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「Pretzel Logic」 (Steely dan 1974年6月20日)


プレッツェル・ロジックプレッツェル・ロジック
(2011/10/12)
スティーリー・ダン

商品詳細を見る


PRETZEL LOGIC (Walter Becker / Donald Fagen)


I would love to tour the Southland
南部をぐるりと旅してみたいんだ
In a travelling minstrel show
ミンストレル・ショーの一座に加わってね
Yes I'd love to tour the Southland
In a traveling minstrel show

Yes I'm dying to be a star and make them laugh
ああ,死んでお星さまになれるのなら,周囲を笑わかせることもできるわな
Sound just like a record on the phonograph
蓄音機の上に載ったレコード盤のような音を響かせてね
Those days are gone forever
でもそんな良き日々は永遠に去ってしまったのさ
Over a long time ago, oh yeah
遠い遠い記憶の果てにね,ああ,そうさ

I have never met Napoleon
ナポレオンって奴には逢ったことはないけれど
But I plan to find the time
そいつが生きてた時代を再現してみたいんだ
I have never met Napoleon
ナポレオンって奴には逢ったことはないけれど
But I plan to find the time
奴が生きてた時代を想ってみたいのさ

'Cause he looks so fine upon that hill
だって丘の上に立つ奴の勇姿は惚れ惚れするほどだったのに
They tell me he was lonely, he's lonely still
人々はぼくに言うのさ,丘の上に立つナポレオンは孤独だったと,今でもそうだと
Those days are gone forever
そんな栄光の日々はずっと遠くに消え去ってしまったんだと
Over a long time ago, oh yeah
遥かに遠い記憶の彼方にと,やれやれ

I stepped up on the platform
階段を上がってプラットホームに着いた時
The man gave me the news
男が知らせてくれた
He said, You must be joking son
あいつは言った「よお,お前。その恰好マジかよ。
Where did you get those shoes?
そんな靴をいったい何処で仕入れて来たんだい?」
Where did you get those shoes?
「いったいぜんたい,どこで仕入れたんだよ?」

Well, I've seen 'em on the TV, the movie show
いやね,むかし見たテレビ映画で,こういうのを見かけたんだよ。
They say the times are changing but I just don't know
人々は「時代は変わる」なんて言うけれど,僕にはワケワカンナイね。
These things are gone forever
そんな時代は永遠に去ってしまったけれど
Over a long time ago, oh yeah
遠い遠い記憶の向こう側にね,ああ,まったくそうさ

☆ 少し長くなるが,ミンストレル・ショーに関してWikipediaの解説を一部引用する。
> ミンストレル・ショー(minstrel show)とは、顔を黒く塗った(Blackface)白人(特に南北戦争後には黒人)によって演じられた、踊りや音楽、寸劇などを交えた、アメリカ合衆国のエンターテインメントのこと。ミンストレルとは、原義では中世ヨーロッパの宮廷にいた吟遊詩人や宮廷道化師たちを指すが、アメリカではミンストレル・ショーに出演する芸人たちのことをミンストレルと呼んだ。
> ミンストレル・ショーは、明白なアメリカ演劇の形式の最初のものである。1830年代と1840年代には、それはアメリカの音楽産業の出現の核であり、数十年の間、白人の黒人に対する見方を提供した。一方では、それは人種差別の側面を強く持ち、また他方では、初めて黒人の民俗文化の側面をはっきりと自覚させたのである。
> ミンストレル・ショーは、そのステレオタイプ的でしばしば見くびったやり方で黒人を風刺した。ミンストレル・ショーは1830年代に簡単な幕間の茶番劇(Entr'acte)として始まり、次の10年には完全な形を成した。19世紀の終わりまでには人気に陰りが出て、ヴォードヴィル・ショーに取って替わられた。職業的なエンターテインメントとしては1910年頃まで生き残り、アマチュアのものとしては地方の高校や仲間内や劇場などで1950年代まで存続した。
> 独立以来、アメリカでは黒人やインディアンをはじめとする有色人種に対する人種差別が合法なものとされていたが、人種差別との長い戦いの末に1964年に公民権法が施行され、有色人種が法的にも社会的にも人種差別に勝利し、政治的な影響を持つようになった結果、ミンストレルは人種差別を助長するものとして大衆性を失った。

☆ 去年の暮れから今年の初めにかけて,あるバラエティ番組の演出でこのミンストレル・ショーに関連がある騒ぎがあった。その時は事情は分かっていたが,敢えて黙っていた。日本人が顔をドーランか何かで黒く塗りたくったり,必要以上にこんがりと肌を焼いているのは,黒人(文化)に対する一種のWannabe(憧れやリスペクト)の顕れで,当事者たちの認識もそういうことを示している。その言葉に嘘はないと思うが,やはり「公民権法」から50年以上を経過して一種のPolitical Correctnessとなっている以上,こうした演出はやはり差し控えるべきだと思う(肌を焼くのは本人たちの自由だから構わないとも思うが)。

☆ 一方,プレッツェルという食べ物に関してWikipediaにはこういう解説が載っている。

> プレッツェル(ドイツ語: Brezel: ブレーツェル)は、ドイツ発祥の焼き菓子。独特な結び目の形に作られている。
> プレッツェルには柔らかく焼き上げた大きい種類と、固く焼いた小さい種類がある。パンのように柔らかく焼き上げたプレッツェルは、焼きたてを食べ、長期の保存には向いていない。スナック菓子のように固く焼きしめた小さいプレッツェルは保存性がある。
> 日本ではグリコのプリッツを代表とするスティックタイプのプレッツェルが製造されており、広く親しまれている。 またアメリカ製のハードタイプのプレッツェルも販売されており、輸入食料品店などで入手することができる。 無印良品などもスナックタイプ(ハードタイプを砕いて一口大にしたものに、チーズパウダーなどで味付けを施したもの)を販売している。

☆ プレッツェルという名前のお菓子はたぶんカバヤが先に出したのではないか。江崎グリコはプレッツェルという名称が使えなくてプリッツという名前にした。そしてプリッツにチョコレートをコーティングした時にそれを食べる時の音からポッキーという名前をひねり出してこれが大当たりした。そんな気がする。ようつべに見えるアルバム・ジャケットはプレッツェル売りの隣に棒に刺さったプレッツェルが見えるが,これは当然「柔らかく焼き上げた大きい種類」だろう。

PERSONNEL
Donald Fagen: lead and backing vocals, electric piano
Walter Becker: lead guitar
Dean Parks: rhythm guitar
Plas Johnson: saxophone
Ollie Mitchell: trumpet
Lew McCreary: trombone
Michael Omartian: acoustic piano
Wilton Felder: bass
Jim Gordon: drums
Tim Schmit: backing vocals

☆ ティモシー・B・シュミットはこの頃はPOCOに在籍していたのだろうか。あと,後年この曲を演奏するステージにマイケル・マクドナルドがいた時はプラットホームのくだりは彼がフェイゲンと交代してリードを取ることが多かったと記憶している。

テーマ:Musically_Adrift - ジャンル:音楽

「Green Flower Street」 (Donald Fagen 1982年10月1日=アルバムリリース)


NightflyNightfly
(1993/04/21)
Donald Fagen

商品詳細を見る


Green Flower Street (Donald Fagen)


Uptown
山の手の
It's murder out in the street
どこかの街区で殺人事件が起きた
Uptown
It's murder out in the street
That's where I found my mandarin plum
そこはぼくがマンダリン・プラムの香りを見つけた処だった
That's where you'd be if you found one
きみがそこにいても,やはりそれを見つけられることだろう
Where the nights are bright
そして夜は輝きを増し
And joy is complete
お楽しみを最後まで味わえる
Keep my squeeze on Green Flower Street
緑花通りで最後の一滴まで搾りつくすって寸法さ

Since May
5月になってから
There's trouble most every night
ほぼ毎晩のように揉め事が起きている
Since May
There's trouble most every night
(Trouble every night)
(毎晩,揉めているのさ)

Where once we danced our sweet routine
でもそこでぼくらは毎日のお楽しみで踊り狂っていた
It reeks of wine and kerosene
ワインやら灯油やらの匂いに咽(むせ)ながらね

Where the nights are bright
And joy is complete
Keep my squeeze on Green Flower Street

There's a special place for lovers
恋人同士にはとっておきの場所なのさ
One we understand
まったく知っての通りにね
There where neon bends in daylight sky
真っ昼間の空の下,ネオンが瞬(またた)いているような
In that sunny room she soothes me
晴れやかな部屋の中,彼女はぼくの気持ちを落ち着かせようとする
Cools me with her fan
扇を使い,僕の頭を冷やしてくれる
We're drifting
ぼく達はただ,揺蕩(たゆた)うのさ
A thousand years roll by
このまま千年もの間,揺られ続ける...

Lou Chang
ルウ・チェンのことで
Her brother he's burning with rage
あの娘(こ)の兄貴は怒りに身を震わせている
Lou Chang
Her brother he's burning with rage
I'd like to know what's on his mind
ぼくは彼の心の中の何が,そこまでの怒りを呼び起こすのか
知りたいと思う
He says hey buddy you're mot my kind
彼は言うのさ。「よう,相棒。だけどお前はオレとは違う種類の人間なのさ」

Where the nights are bright
And joy is complete
Keep my squeeze on Green Flower Street

PERSONNEL
Donald Fagen – lead vocals, synthesizers
Larry Carlton – lead guitar
Frank Floyd – background vocals
Rob Mounsey – synthesizers
Dean Parks – guitar
Greg Phillinganes – electric piano, clavinet
Jeff Porcaro – drums
Chuck Rainey – bass
Zachary Sanders – background vocals
Valerie Simpson – background vocals
Starz Vanderlocket – percussion

テーマ:Musically_Adrift - ジャンル:音楽

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プロフィール

deaconblue

Author:deaconblue
「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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