2017-04

「Lovin' You」 (Covered by Janet Kay 1991年)





☆ ポピュラー女性歌手で「最高音競争」をすればベスト4にはケイト・ブッシュとマライア・キャリーが残りそうな気がするが(笑),もしかしたら優勝はミニー・リパートンかもしれない(爆)。そのミニーの代表作(1975年1月13日)をラヴァーズでカヴァーしたのがジャネット・ケイ(1991年)だ。

☆ ジャネット・ケイは日本で特に人気のあったラヴァーズ・ロック歌手で,いとうせいこうが相当入れ込んだレビューを書いているのを見たことがある(笑)。90年代初めはユーロ・ディスコ(「お立ち台」時代)やラヴァーズが主流になっていたが既にクラブ・シーンに音楽の主流が移りつつあった。話が脱線するが,当時のシーンはそんな感じであるので,音楽や若者の「バブル」には,経済のバブル期(80年代後半)の後も(90年代前半まで)続いていたという感覚がある。結局バブルは大人のバブルが子供(ギャル・コギャル)に転移していったため,思ったより長い期間だったとも思えるのだ。

Lovin' You (Minnie Riperton / Richard Rudolph)
Song by Janet Kay



☆ ミニー・リパートンのオリジナルは70年代半ばの音らしく,クレジットの関係上シークレット・ゲスト扱いのスティ-ヴィー・ワンダーが奏でるキーボードがミニーの超美声(言い過ぎだとは思わない。彼女の声は本当に神がかっている)を彩っている。このオリジナルが全米No.1に輝いたのは1975年4月5日。翌週には「奇跡の初登場No.1」第一号のエルトン・ジョン「フィラデルフィア・フリーダム」にその席を譲る。この時ミニーは27歳。その僅か4年後に乳がんのため夭折してしまった。

☆ そんなミニーのオリジナルに対して,ジャネット・ケイはラヴァーズの歌い手らしく素直に(曲をあるがままに受け入れて)優しく歌っている。ミニーの超美声とはまた違う,ラヴァーズらしい好解釈だと思う。彼女のカヴァーが優れているのは,オリジナルに対して真正面から挑むのでもなければ,斜(はす)に構えて違う角度からのアプローチという「ワンイシューで勝負する」のでもなく,オリジナルの良い部分を生かしながら,ラヴァーズの特徴の「ゆったりしたリズムに乗せて朗々と歌う」戦略を取ったことにあると思う。これはいとうせいこうでなくとも「一目惚れ」ならぬ「一聴惚れ」する歌じゃないか(* ´ ▽ ` *)。

※元記事:2014年3月29日を改稿。
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「黄土高原」 (坂本龍一 1986年4月21日=アルバムリリース)



未来派野郎未来派野郎
3,041円
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2013年7月5日
☆ 『未来派野郎』にはどことなく安定したものを感じる。それはテクノロジーとポップ音楽との「折り合いのつけ方」のようなものが見えるからかもしれない。「黄土高原」であれば途中で輝く吉田美奈子のコーラスの「光」のせいもあるかもしれない。

☆ この曲に流れる穏やかさは坂本龍一というどこか尖(とんが)ったところが売り物だったミュージシャンの地肌というか,彼の音楽のベースにある素養のようなものを感じさせるからかもしれない。

以下2017年3月24日付記
☆ Wikipediaのこの曲の解説を引用する。
> 坂本の作品では数少ない、オーソドックスなコード進行を持つ楽曲のひとつ。テクノの呪縛がとけて、いわゆるフュージョン的なテイストが全面に出ている。エレクトリックピアノの演奏は、手で演奏したものを一度NEC PC-9801対応のカモンミュージック社製音楽制作ソフト“レコンポーザ”に取り込んで細かくエディットされ、人間とコンピュータの中間の独特なノリを狙っている。16分音符と32分音符の組み合わせによる細かなシーケンスフレーズが曲を通して流れ続けているが、このシーケンスフレーズは、Roland社のMC-4とDX-7で作られている。なお、MC-4は4ヴォイスを全て使って打ち込みがされており、打ち込んだのは坂本本人である。加えて背景に流れているフィルターが変化するシンセのパッドはプロフィット5で、Roland社のMC-4のCV-2にフィルターの変化情報を入力し、フィルター情報はプロフィット5に直接繋いで鳴らしている。

☆ 1985年前後は,音楽のディジタル化が制作サイドからCDという手段を経て販売=消費サイドを動かし始めた時期である。まだこの時期はディジタル制作をすること自体に先進性があった(=つまり試行錯誤が多く見られた。例えば山下達郎の『ポケット・ミュージック』の初版のように)。テクノ・ポップを通過することでそのプロセスを体得していった坂本龍一にとっては,そのステップから次のステップへと踏み出していく時期であり「未来派」は単に歴史的な芸術ムーヴメントの象徴としてではなく,坂本にとっての「未来」への図面のひとつであったのかもしれない。

> パッヘルベルのカノンをモチーフとしたコーラスは、吉田美奈子による多重録音による。レコーディング中にたまたま遊びに来た飯島真理が気に入り、歌詞をつけて12インチシングル「遥かな微笑み」としてカヴァーしている。なお、曲名の「黄土高原」は「こうどこうげん」とも「おうどこうげん」とも発音できるが坂本自身は前者を使用している。アルバム『メディア・バーン・ライヴ』にはライヴヴァージョンが収録されている。

☆ この時期の美奈子は80年代初頭のファンクからさらに黒人音楽の根源へと自らのアプローチを掘り下げようとしている過程だった。だからカノンのモチーフ(先行事例として彼女とも縁の深い山下達郎の「クリスマス・イブ」があったが)を美奈子が解釈するとかようにゴスペル的な血の通った瑞々しいア・カペラ・コーラスになるところも興味深い。飯島真理はこの時代には彼女の音楽的立ち位置とは別に「アイドル的」でもあったから,教授はさぞかしお気に召したことだろう(爆)。

『palette(パレット)』 (飯島真理 2007年)
( 「遙かな微笑み ―黄土高原― 」(1986年7月21日)収録)

palette(パレット)palette(パレット)
2,983円
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☆ しかし曲を通しで聴いた印象は「整っている」ということだ。たくさんの音とリズムを重ねながら,端正に整理されている。ヘンな譬えだけれど,図書館で分類目録順に並んだ蔵書のような印象でもある。

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「We Need Some Money」 (Chuck Brown And The Soul Searchers 1984年)



The Best of Chuck BrownThe Best of Chuck Brown
(2005/04/12)
Chuck Brown

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☆ チャック・ブラウンについて英語版Wikipediaにはこう紹介されている。
Charles Louis "Chuck" Brown (August 22, 1936 – May 16, 2012) was an American guitarist, bandleader and singer who is has garnered the honorific nickname "The Godfather of Go-Go".

☆ ここでいう"Go-Go"は,60年代のゴーゴー・ダンスやゴーゴー・ファンドとは何の関係もない,1970年代後半からワシントンD.C.を中心に流行りだしたファンクの一変形だ。チャック・ブラウンはそのムーヴメントを象徴するミュージシャン。前の時代の音楽で言えばボ・ディドリーだったり,以前にも書いたことがあるがアダム・アントが英国でやり始めたジャングル・ビートに近い音楽だと思う。むしろゴーゴーがジャングルやヒップ・ホップと相互に影響を与えていたことは,後年この曲がサンプリングなどを経て再評価され,チャック・ブラウン自身も晩年ではあったが来日していることからも分かる。たぶんその頃にはレア・グルーヴ扱いであっただろうが,この人自身は生涯現役に近い活動をしていた。

We Need Some Money

We Need Some Money(Full Length Version) (Chuck Brown And The Soul Searchers)
※5分20秒前後に一か所ノイズが入っています※




A Searchers Inc. Production.
Recorded and mixed at Power Station, NY.
Mastered at Sterling Sounds, N.Y.
Published by Z-Kidd Music BMI and Someofeach Music BMI.
(P) 1984 T.T.E.D. Records Arranged By – The Soul Searchers

Executive Producer – Maxx Kidd, Reo Edwards
Producer – Reo Edwards, The Soul Searchers
Written-By – C. Brown, M. Johnson, D. Tillery, J.B. Buchanan, M. Fleming

NOTES
A Searchers Inc. Production.
Recorded and mixed at Power Station, NY.
Mastered at Sterling Sounds, N.Y.
Published by Z-Kidd Music BMI and Someofeach Music BMI.
(P) 1984 T.T.E.D. Records
"Look out... Soul is Back!"

☆ NYのパワーステーションで収録されたということが誇らしげに書かれているが,最後の言葉がソウル・マンの気概を感じさせる。
「気を付けな...モノホンのソウル・ミュージックが戻ってきたぜ!」

☆ 以前にも紹介したが,山下達郎が自分の番組で1984年のベスト・レコードに,この盤を取り上げていた。彼も青山か渋谷かどこかでこのシングルを買った時にレーベル面を見ているはずである。当時のマイケルやプリンスに対する彼のスタンスを考えれば,この"Look out... Soul is Back!"はまさに当を得たコピーだったに違いない。

Master Card, VISA, American Express,
マスターカード,ヴィザ,アメリカン・エクスプレス
Ain't got no business with no credit cards
カードなしにゃ商売も出来ねえ
But cash is the Best
でも現ナマが一番だ

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「Birdland」 (Weather Report 1977年3月=アルバムリリース)


初出:2013年7月9日
ヘヴィー・ウェザーヘヴィー・ウェザー
(2013/10/09)
ウェザー・リポート

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☆ クロスオーヴァーとかフュージョンとかいう言葉を耳にしたころの代表的な作品。AORには入れて貰えない(笑)が,エレクトリック・ジャズ起源のクロスオーバー音楽の格好良さがプンプンする作品。このアルバムと言えば天才ジャコ・パストリアスだけど,スタジオ録音ではわりと大人し目に弾いているのがかわいい(笑)。

Birdland (Zawinul[Joe Zawinul])




☆ ジャコ・パストリアス在籍時の傑作といえば『8:30』。このライブでの「バードランド」は疾走しながらスウィングするという今ならネ申技とか書かれるような素晴らしい演奏。このスウィングを体感して分かるように,何だかんだ言っても彼らは骨の髄からジャズの人達なんだなあ。百歩譲ってもAORには入れられないか(苦笑)。

Birdland (『Weather Report 8:30』Version)




☆ この曲の神技ヴァージョンといえば,既出ですが(汗)マンハッタン・トランスファーのあれ。完コピのイントロからあっという間にマン・トラ・ワールドに引きずり込む(笑)。いろいろ言う人がいるが,原曲へのリスペクトなしにこのチャレンジは無い。原曲に対する「遊び」の部分も含めヴォーカル・グループの底力をまざまざと見せつけたこのヴァージョンこそ,AOR的解釈に相応しいと思う。




2014年3月17日記

☆ 「バードランド」は東京都中央区銀座にあるやきとり屋さんではなく,ニューヨーク・ブロードウエイの52丁目にあったジャズ・クラブ。ビリー・ジョエルが1978年に『52番街』で描いたようなジャズ・クラブ。今ある店は1986年に営業を始め,44超目に移転して現在に至るとウィキペディアの解説に書いてあった。

バードランド

☆ 「バード」がチャーリー・パーカーの仇名であることを知っている人も減ってきたかもしれない。同名の歌手がいるが,彼女はたぶん解っていると思う(同じようにSuperflyもカーティス・メイフィールドのことを知っていると思いたい)。

☆ 「バードランド」は,ウエザー・リポートの1977年作品『ヘヴィー・ウエザー』の冒頭を飾る曲だが,このアルバム『ヘヴィー・ウエザー』は,この時代のジャズ/フュージョン最大の成功作のひとつというべき作品だ。これはエレクトリック・ジャズがロックやポップ・ミュージックに文字通りクロス・オーバーしていく過程そのものであり,その最大のカタリスト(触媒)となったのは言うまでもなく文字通りの天才ベーシスト,ジャコ・パストリアスの存在だろう。彼のベースが全てを支配したわけではない。そうではなく総てのミュージシャンの想像力を最大限に刺激した。だから天才だと思うのだ。しかしこの曲,いやこの時代のウエザー・リポートの破壊力はライブにおいてその神髄を如何無く発揮した。その時期の最高の演奏が彼等の公式ライブ盤『8:30』に記されている。

☆ 『8:30』のヴァージョンでは,ジャコのベースが走り出すと同時に,レコードのピッチを上回るスピードで演奏が展開されていく。その圧倒的速さ,そして破壊力。レコーディングされた演奏を聴き返すだけでこうなのだから,この会場にいたかった。至福を味わいたかった。シャッフル・ビートでだんだん熱を増していく演奏は,俗な言い方で言えば「クールな熱情」そのものだ。この曲をジャズとかクロスオーバーとかそういうカテゴリの中に入れておくのが勿体ない。これは間違いなくこの時代のポップ音楽のひとつの到達点だった。彼らは先駆者であり,挑戦者であり,革命家だったのである。

☆ ところで『Heavy Weather』は1977年作品,『8:30』は1979年作品だ。マンハッタン・トランスファーが「バードランド」をカヴァーした『エクステンションズ』を発表したのは1979年10月31日。おそらくレコーディングの頃に『8:30』はリリースされていたから,『8:30』のライヴ・ヴァージョンは耳にしていたかもしれない。というのもマン・トランのヴァージョンはヴォーカルで出来るだけ途中の楽器音を再現しようとしているふしがあるからだ。

2017年3月20日付記

Live Concert, Offenbach, Germany, Sept. 29, 1978



PERSONEL
Wayne Shorter - soprano and tenor saxophones, lyricon, percussion
Joe Zawinul - electric and acoustic pianos, synthesizer, organ, percussion, guitar
Jaco Pastorius - electric bass, drums, percussion
Peter Erskine - drums, percussion

☆ オッフェンバッハでのライブはラフな部分(ミスタッチ等)が若干あるが,ウエザー・リポートが単なるクロスオーヴァー/フュージョン的なジャズをやっていたのではなく,最もロック的なアプローチをジャズの形を失うことなく果敢に挑戦したことを如実に表している記録だと思う。そこにあるのはリードギター(とリード・ヴォーカル)の代わりをベースとサックスとキーボードが担うフォーピースのロック・バンドの変形である。その音楽の再現性はロックに通じ,そのリズムの精髄はドラムスのスキッフルビートとベースのフォービートがミックスしたポリリズムであり,コーダ部分のジャムり方はロックの即興演奏では全くなく,ジャズ以外の何でもない。そんな革新的いや革命的な曲にリアルタイムで出逢えて本当に幸運だったと思う。




個人的に凄いと思うベースプレーヤー
1960年代後半~70年代前半
ジョン・エントウィッスル(ザ・フー)
1970年代
ジャコ・パストリアス
(ウエザー・リポート)
1980年代
マーク・キング
(レベル42)

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何だか良く分からないままに大ブームの時代(その2.0)



噂
2,037円
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初出:2011年7月23日

☆ サウンドがガラッと変わったことで人気者になったバンドは数多い。あるいはもともと人気があったバンドのサウンドがガラッと変わったことで新しい(それも前よりも非常に多い)ファンを獲得したバンドも少なくない。フリートウッド・マックの場合は1970年代を代表するベストセラーアルバムとなって結実するのだが,その快進撃はこの曲から始まる。

(Go Your)Own Way (Lindsey Buckingham)


Loving you
Is it the right thing to do?
How can I ever change things
That I feel?

If I could
Maybe I'd give you my world
How can I
When you won't take it from me

You can go your own way
Go your own way
You can call it
Another lonely day
You can go your own way
Go your own way

Tell me why
Everything turned around
Packing up
Shacking up's all you wanna do

If I could
Baby I'd give you my world
Open up
Everything's waiting for you

You can go your own way
Go your own way
You can call it
Another lonely day
You can go your own way
go your own way

You can go your own way
Go your own way
You can call it
Another lonely day
You can go your own way
go your own way
You can call it
Another lonely day

You can go your own way...
You can call it another lonely day...
you can go your own way...

☆ その頃ヒットチャートに狂喜していた若者は全く知らない話だったが,このアルバム制作時のフリートウッド・マック内の人間関係は最悪の状態だった。そうした現実から逃れるように作品に没頭したということ(ウィキペディアの解説)だが,傑作とは得てしてそういう状態の中から生まれるものである(ビートルズでもそうだった)。

Classic Albums: Rumours [DVD] [Import]Classic Albums: Rumours [DVD] [Import]
(2005/02/22)
Fleetwood Mac

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初出:2013年9月26日
初出(1):Musically_Adrift@ameba http://ameblo.jp/definitivegaze/entry-10524689112.html
初出(2):Musically_Adrift@ameba http://ameblo.jp/definitivegaze/entry-10524701241.html
初出(3):Musically_Adrift@ameba http://ameblo.jp/definitivegaze/entry-10524716940.html
=1=
☆ 1970年代全米チャートを代表するモンスターアルバムは3枚ある。一枚目はピーター・フランプトンの『Comes Alive』二枚目がこのフリートウッド・マックの『噂(Rumours)』三枚目がオリジナル・サウンドトラック『Saturday Night Fever』。元々イギリスのブルース・ロックのムーブメントの頃に結成されたフリートウッド・マックは,メンバー交代とともにサウンドの色を変え,商業的な成功を収めた前作『ファンタスティック・マック(Fleetwood Mac)』ではボブ・ウエルチに代わりリンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスの二人が加わり,バンドはポップ・ロック・バンドとしての形を整える。
Go Your Own Way (Lindsey Buckingham)
Released January 1977 #10 US,#11 CAN CER,#1 NL,#38 UK

☆ 1982年「Mirage」ツアーからロス・アンゼルスでの演奏。


☆ リンジー・バッキンガムのア・カペラ・ヴァージョン。曲の輪郭がはっきり掴める。
※このヴァージョンはインストゥルメンタル・パートは無音で,画面だけが動くので留意方。


=2=
噂 35周年記念盤 デラックス・エディション噂 35周年記念盤 デラックス・エディション
(2013/02/27)
フリートウッド・マック

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☆ この曲でスティーヴィー・ニックスは全米の歌姫の座に就いた。7年後にマドンナがその地位を襲名するまでの間,彼女が歌姫だったのである。

Dreams (Stevie Nicks)
US Released March 24, 1977、UK June 1977
US,CAN #1 NL #8 UK#24



☆ 静かな曲だ。スティーヴィー・ニックスは少し癖のある濁(だみ)声なのだが,この曲では不思議とそれが目立たない。おそらく「ソフト・ロック」という言い方が出来る最後の方の作品で,数年後であれば「メインストリーム・ロック」もしくは「AOR」となったことだろう。

Dreams (Fleetwood Mac) Live 1979


=3=
☆ フリートウッド・マックの女性ヴォーカルは,スティーヴィー・ニックスとクリスティーン・マクヴィーの二人となり,スティーヴィーは先に書いたようにアメリカの歌姫になる。クリスティーン(マクヴィー)にその気がなかったとしても彼女もまた才能あふれたミュージシャンであるとともに,ヴォーカルも取れるキーボーディストであり,このシングルはそれを証明するものだった。

Don't Stop (Christine McVie)
Released US July 6, 1977 / UK March 1977
#1 CAN,#3 US,#4 NL,#32 UK



If you wake up and don't wanna smile
If it takes just a little while
Open your eyes and look at the day
You'll see things in a different way

Don't stop, thinking about tomorrow
Don't stop, it'll soon be here
It'll be, better than before
Yesterday's gone, yesterday's gone

Why not think about times to come
And not about the things that you've done
If your life was bad to you
Just think what tomorrow will do

Don't stop, thinking about tomorrow
Don't stop, it'll soon be here
It'll be, better than before
Yesterday's gone, yesterday's gone

All I want is to see you smile
If it takes just a little while
I know you don't, believe that it's true
I never meant any harm to you

(Repeat Chorus 2x)
Don't stop, thinking about tomorrow
Don't stop, it'll soon be here
It'll be, better than before
Yesterday's gone, yesterday's gone

Oh... Don't you look back
Oh... Don't you look back
Oh... Don't you look back

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deaconblue

Author:deaconblue
「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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