2017-04

じぶんタイプの365面体



追憶のハイウェイ61/ボブ・ディラン
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☆ ボブ・ディランの良き聴き手でもないくせに(そのくせ数年前に最新盤までのオリジナルは一そろい揃え,80年あたりまでは聴いている)こんなタイトルで再開しようとしているのは,平均寿命なるものを一つのトラックと考えた場合に第三コーナーを超え第四コーナーに向かいつつある自分を意識するからだ。

☆ Revist(再訪)する先は,おそらく対角線上の第一コーナーから第二コーナーを回るあたりになると思う。それは自分の記憶力のまだ生きているらしい部分であるし,もはや白秋といっていい自分から見た青春でもある。昔,阿久悠が言い当てたように「青春時代が夢」なんてことは,ジイさんになってしみじみ思うことであるだろうが,洋の向こうじゃ「ロケンロールには年食ったが,死ぬにはちいと早過ぎる」という標語が40年ほど前には確立していた訳だから,聖人ならぬ凡人の一人として先人の轍を踏むのも,自分に残された数少ない自己表現らしいとも思っている。

☆ 清水俊二の訳したフィリップ・マーロウの科白を借りれば「しっかりしてなかったら,生きてはいけない」訳で逆に「生きている資格」があるかどうかは「やさしくなければ」分からないところだ。どっちにしてもやさしいかどうかはわからないが,しっかりしていたから(=ほんとうは左右に傾き,酔っぱらってふらつきながら),自分という365面体(命名:俵万智)を日夜転がして(命名:ブライアン・ジョーンズ)行く訳なのである。

☆ 再訪されたこのブログは当初のコンセプトに立ち戻り,テキスト中心の内容になる。といって中年後期のおっさんが酒も飲まずにクダ巻いているだけなので,折悪しくここを通過した人の過半には何の益もないスペースであろうことを予想する。またどうにも洋楽と邦楽の切り分けがうまくいかなかったので,結局ごった煮になってしまう(当初は)のも致し方ないと思っている。過去ログの再掲も課題だが,それも考えながら進めたい。

☆ いつまで続くかわからないが,とにかく再訪することにしたのである。

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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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