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2020-03

「How long will it last」 (Stuff 1976年=アルバムリリース)


STUFF "Japan Debut" [ How long will it last / Live ]
Tokyo Harumi 1977

Harumi Tokyo Japan. April 10.1977 / ローリング ココナッツ レビュー ジャパン
東京晴海国際貿易センター東館(ドーム)
PERSONNEL
Richard Tee - Acoustic piano
Cornell Dupree - Eelectric guitar
Gordon Edwards - Bass
Chris Parker - Drums, percussion

YouTube Posted by pampa777




☆ 『スタッフ!(同名デビューアルバム)』LPのB面トップの曲。このライブのスタッフは作曲者でもあるゲイルといつもだったら絶対居そうなガッドを欠けた4名の演奏だが,その演奏が速い!この曲は確かに『スタッフ!』の中ではファスト・チューンなのだが,それにしてもこの疾走感は何だろうという気がする。

How long will it last (Eric Gale)



STUFF are :
Richard Tee - Hammond B-3 Organ, acoustic and electric piano
Cornell Dupree - Acoustic and electric guitars
Eric Gale - Acoustic and electric guitars
Gordon Edwards - Bass, percussion
Chris Parker, Steve Gadd - Drums, percussion

☆ スタッフは日本で特に好まれたバンドだったと思う(米国では東海岸に偏っていた)。それは手練れのミュージシャンがセッションを延長させたようなグルーヴで自分たちの好きな音楽を創りだしていったからだと思う。バンド好きのためのバンドには,こういうタイプもあると思うのだ。

A Tribute to "STUFF" - How Long Will It Last


NOTES:
Gt: Hideaki Ishikawa
Gt: Shoji
Key: Shinya Fujita
Dr: Satoshi Ishikawa
Ba: Hideshi Hamazaki

March 22 2014, at KJ Hall, Hamamatsu, Japan
You Tube posted by hdc921




☆ 「ローリング・ココナツ・レビュー」のCD(スタッフの出演部分のみの1枚もの)が昨年出ていて,この記事を書いている時に気が付いて購入し,ついさっきまで聴いていた。この公演では(エリック)ゲイルと(スティーヴ)ガッドを欠いている4ピースのスタッフだったが,デュプリーとクリス・パーカーがゲイルとガッドの穴を埋める熱演だった。最後に「蛍の光」をスタッフが演奏するという豪華な「おまけ」(ティーがこのスコットランド民謡を弾いた音源はたぶん世界中でこれだけだろう)つき。最後の方に盛り上がって笛がやたら鳴らされていて(誰が鳴らしているか不明)これがニューヨーク(ボトムラインとかミケールズ)だったら多分つまみ出されたと思うけど(爆)あの70年代後半の「吹っ切れ感」がよく出ていて,それも良かった。


PS.だけどこのコンサートを企画した泉谷しげるの頭には拓郎の「つま恋」や岡林信康が見に行った本家ボブ・ディランの「ローロング・サンダー・レビュー」があったのだと思う。そんな泉谷には明らかに先見の明があって,この数年の幸せそうな野外フェス全盛時代の遥か彼方の先駆者であったのだなあと思う。
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テーマ:Musically_Adrift - ジャンル:音楽

「Honey Coral Rock」 (Stuff 1979年)


ライヴ・スタッフ/スタッフ
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初出:2015年4月13日

☆ All Musicなどを筆頭とする欧米音楽メディアが軽視しているが,日本では全く異なる高評価されたバンドのひとつがスタッフだと思う。スタッフの評価はあちらでは「優雅な課外活動」くらいなものだろう。腕っこきの売れっ子ミュージシャンが自分たちのやりたい音楽をやっているという図式が「優雅な課外活動」なんてステロタイプな評価につながるのは仕方がない。でもスタッフの最大の功績は,さまざまな音楽が重なり合い(クロスオーバー),混じりあった(フュージョン)時代に,音楽でいちばん大切なものは技巧ではなくグルーヴだということを身をもって示したことにあるのではないかと思う。

☆ 確かにスタッフは1980年あたりの東海岸のシーンの一断面ではある(3年くらい前の東京におけるキャラメル・ママ/ティン・パン・アレーのように)。しかし例えばポール・サイモンの『時の流れに』に聴かれるように,ミュージシャンの個性を引き立てながら独自の色合いは決して失わない,このバランスこそが腕っこきの腕っこきたるゆえんであり,ミュージシャンのバックという制約から解き放された時,スタッフのグルーヴは大きなうねりとなってシーンに足跡を残したのである。

Live:新宿厚生年金会館大ホール 1977年11月19日



2019年12月09日追記
☆ 「Honey Coral Rock」 はエリック・ゲイル(September 20, 1938 – May 25, 1994)の作品で彼のソロ作品にも同名の曲があるが,同名異曲という気がする。

『More Stuff』に収録のヴァージョン(5:09)



ゲイルのソロ作品『Negril』に収録の曲(4:02)




テーマ:Musically_Adrift - ジャンル:音楽

「Sometimes Bubba Gets Down」 (Stuff 1980年 Live at Mikell's New York)


初出:2015年6月18日

モア・スタッフ/スタッフ
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Sometimes Bubba Gets Down (Chris Parker)



☆ 邦題を「ブラザーがのった時」というこの曲は,クリス・パーカーの作品でCD化されているミケールズのライブでも冒頭に収録されている。スタジオ盤は4分足らずの短さだが,当時からライブではこんな感じで延々とグルーヴを聴かせていたのだろう(笑)。まったく,このうねるグルーヴがなくてスタッフはないだろうし,ソリッドなフュージョンがクロスオーバーに代わる前のひとときを代表する音だと思う。

イン・ニューヨーク/スタッフ
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2019年6月1日追記




Richard Tee (Piano), Cornell Dupree & Eric Gale (Guitars), Gordon Edwards (Bass), Steve Gadd (Drums), Chris Parker (Percussion)

☆ 「リチャード・ティーのようなピアノ」を弾きたい人は多いと思うが,ティーのコピーを超えることは至難の業だろうと思う。

テーマ:Musically_Adrift - ジャンル:音楽

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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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