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2020-03

LOCK THIS TOWN じいさん学 第20講



> 押込(おしこめ、押籠)とは、中世から近世にかけての日本で行われた刑罰の一つ。 主に武士・庶民に対して適用され、自宅(あるいは自室)などの前に戸を立てて閉鎖(いわゆる「座敷牢」)して、一定期間の昼夜の出入・通信を一切禁じて謹慎・幽閉させる措置を取ること。

> lock down
1.〈米〉〔囚人などを〕監房に閉じ込める
2.〔部屋・建物・場所を〕封鎖する、立入禁止にする



☆ 「敵が見えない時代」などという言葉があった。敵というのは典型的二分法で,味方か敵かといえば良く分かる。敵が見えないというのは,味方だらけという意味では当然なく敵がinvisibleだということになる。ウイルス(その昔は「ビールス」と書いた)なんてそんなinvisibleなものの典型であろう。

☆ 目に見えない敵がくれば,どうなるか?嫌なほうのシナリオは「パニック」だろう。先週からのニュースを見てビックリしたのは世界中で「トイレットペーパーが消えた」ことだった。1973年の第四次中東戦争(ヨム・キプール戦争)を原因として発生した「第一次オイルショック」の際に日本中でトイレットペーパー(その頃に一般家庭に普及していた)が「消えた」ことがあり,今回も「マスク」と共に「トイペ」と「ティッシュ」が消えたのは「むかし見た光景」だった。だが今回は(脇役に原油価格の「暴落」があったのは皮肉だが)世界中でそうなったのだから驚くしかない。

☆ 完全には解明されていない「ウイルス」との戦いが世界中で繰り広げられているが,その舞台は対立する国々でも同時に起こっている。そういえば昔,「目に見えない」ではなく「目に見え過ぎる "共通の敵"」をテーマにした星新一のショートショートを読んだことがある。宇宙のある星が「友好の印」として巨大ロボットを地球に贈呈するという話だった。地球人はこれを「宇宙からの脅威」と受け取り,日頃対立する(作品が発表された当時は「米ソ冷戦構造」の真っ只中)諸国が一致団結してこの脅威に立ち向かい見事滅ぼすと共に,今後同様の脅威が襲って来ないよう一致団結を確認する。一方で「贈り主」の宇宙人達は「贈り物」の運命は知らないまま地球という星がその贈り物を歓迎したと思い込み喜んでいるというオチだったと思う。

☆ グローバリズム(環球主義)という言葉はインターナショナリズムが共産主義者ご用達になった結果生まれた言葉だろうと推測するが,WWW(世界中に広がる網)の中で「単独主義」がいかに維持できないかを考えた場合,今回のウイルスはもう一度自分たちの立ち位置を考え直す機会になるかもしれないと思った。

☆ それにしてもロックダウン(Lock down=封鎖)と聞かされるうちにあらぬ処からロカビリーが聞こえてきて...

Rock This Town (Brian Setzer)



Well, my baby and me went out late Saturday night
I had my hair piled high and my baby just looked so right
Well-ell, pick you up at ten, gotta have you home at two
Mama don't know what I got in store for you
But that's all right, 'cause we're looking as cool as can be

Well, we found a little place that really didn't look half bad
I had a whiskey on the rocks, and changed half a dollar for the jukebox
Well-ell, I put a quarter right into that can, but all they played was disco, man
Come on, baby, baby, let's get out of here right away

We're gonna rock this town
Rock it inside out
We're gonna rock this town
Make 'em scream and shout
Let's rock, rock, rock, man, rock
We're gonna rock till we pop
We're gonna rock till we drop
We're gonna rock this town
Rock it inside out
(Rock it, rock right in!)

(Whoa!)

(Whoo!)

(Oh my god)

(Whoo!)

Well, we're having a ball just a-bopping on the big dance floor
Well, there's a real square cat, he looks a 1974
Well-ell, he looked at me once, he looked at me twice
Look at me again and there's a-gonna be fight
We're gonna rock this town
We're gonna rip this place apart

We're gonna rock this town
Rock it inside out
We're gonna rock this town
Make 'em scream and shout
Let's rock, rock, rock, man, rock
We're gonna rock till we pop
We're gonna rock till we drop
We're gonna rock this town
Rock it inside out

We're gonna rock this town
Rock it inside out
We're gonna rock this town
Rock it inside out
Whoo!

Billboard Hot 100 1982~83年
9/18 80位(New Entry)→64位(9/25)→54位(10/2)→45位(10/9)→43位(10/16)→39位(10/23)→35位(10/30)→33位(11/6)→30位(11/13)→12位(11/20)→9位(11/27=最高位)→9位(12/4)→9位(12/11)→9位(12/18)→9位(12/25)→9位(1/1)→9位(1/8)→26位(1/15)→49位(1/22)→85位(1/29)→チャート外(2/5)

Released
U.K. February 6, 1981
U.S. August 31, 1982

【最高位】
第3位:ベルギー
第6位:アイルランド,カナダ
豪州:38位 英国(不明)

☆ ストレイ・キャッツはアメリカのバンドだが,ニューウエーヴ・ムーヴメント(実際のところエレポップを除くほとんどが「温故知新」ムーヴメント)の中でロカビリー再評価が起こりつつあったイギリスに渡って2枚のアルバムをリリースした。この曲が収録されている彼らのファースト『涙のラナウェイ・ボーイ (STRAY CATS)』のプロデューサーはデイブ・エドモンズで,彼がブリンズレー・シュウォーツ以来の旧友ニック・ロウと『ロックパイル』(実際はデイヴのアルバムで,ニックが加わりバンド形式にした)をリリースしてた頃なのでこうした50'sリヴァイバル(『ロックパイル』のアルバム付属シングルではエヴァリー・ブラザーズのカヴァーをしている)の中に飛び込んできたブライアン・セッツァー達は絶好のプロデューサーを得たのだと思う。しかしさ,当時の彼らのコピーって「イギリズの "たのきんトリオ" だったんだから,ブライアン・セッツァーもこれを知ったら悶絶するだろうな(爆=とはいえ彼は来日経験も多いから既知かもしれぬ)。


PS.こんな駄洒落ネタに使ってブライアン・セッツァー(Brian Setzer)に申し訳なかったな。
だけど「ロック・タウンは恋の街」ならぬ「ロックダウンは感染症」とはorz...
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いやなものはいやだ






☆ 音楽は音楽としてあって欲しい。なんだか訳の分からないことの目的や標的に音楽を使うことは嫌だ,いやだ,すごく嫌だ。音楽を解放してくれ,音楽を自由にしてくれ,音楽を楽しむぼくたち全員を自由にしてくれ,あんたたちの訳の分からない標的から永遠に自由にしてくれ。


I think Linda's pronunciation of 横浜 is PERFECT !

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「音楽っていいですね。そこには常に理屈や論理を超えた物語があり、その物語と結びついた優しい個人的背景がある。この世界に音楽というものがなかったら、僕らの人生は(つまり、いつ白骨になってもおかしくない僕らの人生)もっともっと耐え難いものになっていたはずだ。」(引用元:村上春樹「ポケット・トランジスタ」(『村上ラジオ』2001年6月8日所収))

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